共同親権の取り組みに一生懸命な弁護士がいる。それはそれで素晴らしいことだと思う。

だが…

その前にやらなければいけないのは、第3者から見ても公平で子の福祉にとってな調査、審判を裁判所に行わせることだ。

それがあって初めて共同親権が生きてくると私は思う。

では仮に現状の裁判所の体質のまま共同親権が認められるようになるとどうなるか?
まず、共同親権者に無断で子の連れ去りを行っても罰せられない現行の刑法の改正が必要だ。
それがないと今となにも変わらない。
変わるのは共同親権を持つということとだけ。
子を連れ去って一緒に住んでなるべく面会させないようにしてしまえるなら意味がない。

今でも、「子を連れ去られ離婚調停中」この状況だと共同親権は有しているが連れ去った側が面会拒否をしてもこちらからは面会交流を申し立てるしかなく、子の居住についても連れ去った側になる。
仮に共同親権のまま子の居住をどちらかにするか?といった判断を裁判所に仰いでも恐らく連れ去った側の継続性を主張するはずだ。

そう考えていくと、まず最初に家事事件に於ける「平等権」「公平な裁判を受ける権利」「国家公務員の不当行為」これについてのはっきりとした定義を決め、罰則は一発レッドカードくらいにしてしまえばどうかと思う。
その次に共同親権に無断での連れ去り行為を刑法で縛る。
そしてその後に共同親権となってくるはずだ。

大半の一般人にとって恐れる事は逮捕されること。
大半の公務員にとって恐れる事は懲戒免職。

人の道からそれたら罰。
それが法律じゃないのかね?


そして何故このような話に言及したか。
それは次のような疑問からだ。

調停終了後も色んな弁護士にもお会いしたが皆さん裁判所の体質を崩す事に対しては消極的(私が探した限り請ける弁護士自体がいなかった)にも関わらず、共同親権については取り組む弁護士がいるということ。

弁護士であるなら共同親権の前にまず改正すべき点などは理解しているはずだろう。

なんで?

で、あくまでも仮説だが、

共同親権というものに目を向けさせとくと根本的な問題が社会問題化するまで時間がかかることになり、その他の問題についてはまた数十年遅れことになる。
また、間違って共同親権が成立しても先程書いたように子の問題については根本的には変わらない。

どうも弁護士が共同親権に目を向けさせているような感じがする。
他の問題に目がいかないように。


単語だけにしておくが、
裁判官を退職後弁護士になる方もいること。
日弁連。


そんなところか。


ここまではあくまでも私の持論、考えであり、共同親権自体には非常に賛成だ


ここ1年で誰も信用出来なくなった。
ちゃんと話し合いができると思って連れ去り対策をしなかったのをいいことに子を連れ去った妻。
平等権。法の元の平等。
それを司る司法。
そして放置国家 日本国。