そして家に帰ると私の父親から「警察から電話があって今から事情を聞きにくると言っている」と言うことを言われた。
私は全くやましいことはなかったので、担当の警察署に連絡をし、こちらから出向くことにした。

警察署に着いてどういうことか話を聞くと、妻側から、「夫が突然やってきて何度もドアを蹴って壊そうとしたり、出てこないと刺すぞと叫んだりした」ということで通報があったということだった。
当然そのような事実は無いし、過去にDVなどがあった訳でもない。私はポカーンとなり笑えてくるほどだった。

私は担当の警官にここまでの流れを説明し、家に帰った。

後に子の引き渡しの審判を訴えた時の妻側の提出書類で解ったのだが、アパートに戻ると私が刺しにくると主張して、この日の夜は妻の母と子らでシェルターに泊まったと言うことだった。
今考えるとこの辺りから私が暴力的でとんでもない人間だというキャラ作りを妻側家族で一生懸命作り上げようとしていたみたいだ。

※この時の担当警官とはこのあと半年ほど連絡を取り合い、その都度近況を報告した。
私は警官もこの手の問題になると刑事事件ではないため容易に深入りできる訳じゃないため大変なんだろうなと思い、妻側の対応や調停の状況など簡単にではあるが報告を続けた。警官側からの連絡が途絶えてからはもう必要なくなったんだなと思い、現在まで特に連絡は取っていない。