あまりにも、仰々しい車列だったので、前日に入ったその場所に入った。
警察の護衛。

信濃町のことも頭にあったから、宗教系同士のトップ会談?それにしては、警護が厳重だった。

恐そうな有段者らしい人を横目に、気になったのではいって行った。ゴロゴロ荷物を引きながら。

長身の外人で、ピンクのネクタイ。入り口を固めていた人に聞いた。ケリー長官?
正確には返事をくれず、(当然か)でも、韓国でパク女史大統領が、会談してほっとしていたから、あ、日本にも来たのか?と思った。

観光客に混じって、通訳の説明を受けていた。
子供が、近くに行ってくるっとだっと駆け出しそうになった。ちょっと待って、
握手してもらってくる、速いもんで、止められなかった。

私は、ケリー長官、というお立場にも、おびただしい黒服のSPの、人たちにも、
びくつきは、しなかったが、

そこに高々と、掲げられたマイクに、怖じ気付いた。

不思議だよね。何なんだろう。

終わって帰りがけの素敵な女性は、赤ちゃんを抱いてもらったって、一生の記念だって。
急いで行ったら、間に合うよって。

怪しげに思われても嫌だし、、、子供は残念がっていた。

その場、にいなかったから、間に合わなかったけれど、
報道の場に、出ることを恐がって、子供の、未来の活躍の場も、奪いかねない自分の心情に、気が付いた。

これは、とても、大きなことだ。

たとえ何か、私が、重罪を、おかしたとしても、
別の国の価値観で、否定される様な、圧力がかけられたとしても、

だからといって、言いたい事を言わず、物事を変える努力もせずに
隠れて閉じ込められているのは、


やめにしよう。


そう思った。