次男君、いきなり受験勉強するとハードルが高いので、難し過ぎると勉強諦めちゃうかなと。自己肯定感も少し低いので。その割には、スラムダンクが好きな次男、少しうまくいくとスラムダンクの主人公の桜木のように「天才ですから」と言うお調子者の一面も。

話しを戻して、そんな次男君に勉強をさせださないとと、4年生から塾に通いだしました。難易度高いとなので、公立中学に進学すること前提で勉強する進学コースに。塾の内容は教科書とほぼ同じペースで、教科書レベルからほんの少しだけ教科書レベルからはみ出したくらい。学校の宿題だけでは勉強量が足りないから、塾でさらにやっているような感じ。なので、高度なことはやってません。そんな塾ですが、毎週国語の授業で漢字テストがあります。

あることを少し前まで気づかなかった私。少し前に5月の授業報告が来て、テストの点数が書いてあって、10点、20点、0点...。「点数見ないで」と、次男君。

 

 

皆さんなら、こんな点数見て、子供に何を言いますか?

 

 

数年前の私なら、何だこの点数はと少し語気を荒げて子供に何かを言っていたかもしれません。

けど、子供たちに子育てを通じて心を育てられた私は昔より落ち着いています。

私「勉強してテスト受けた?」(優しく)

次男「してない」

私「勉強してないから取れないのは当たり前。一緒にがんばってみよう。」(優しく)

次男「うん」

 

それで勉強してみて、テスト返された日、塾から出て来て第一声

「テスト何点だったと思う?」

自分から言うときは結果がいいとき。何点だった?と聞くと。

「80点」

80点と聞くと100点じゃないんだなと思ってしまい、そこに目が行きがちですが。

自称落ち着いている私の考えは、まずは、見るべきは結果よりプロセス

なので、100点でなくていい、まずは、やってなかったからやったに変わったんだから。

一度変われたこと、一度でも80点を取るための努力ができたこと、

一度も出来たことないことはこの先出来るか分からないけど、一度出来たんだから次も出来る。それを一度きりで終わらずに継続していこう、一緒にと。

 

 

帰り道、

私「点数悪かったのは頭が悪いからか?それとも、ただやってなかったからか?」

(僕は頭が悪いと次男はよくいう。私は、一度も、頭が悪いと言ったことはないけど。)
次男「やってなかったから」

私「やったらどうだった?」

次男「簡単だったよ。」

私「しかもどれくらいした?毎日1時間か?10分くらいか?」

次男「1回10分くらい。しかも毎日はやってない。」

私「やってなくて出来ないのは当たり前。それは頭が悪いのではなく、ただやってないだけ。やればできるんだから一緒にすこしずつ頑張っていこう。なんたって君は」

次男「天才ですから」