
『遊び』から育まれる力
先日、プレースタッフとして、デビューしました!
子どもが生まれてから、はじめてプレーパークの存在を知りました。
公園みたい?
ただ遊ぶだけ?
でも、なにか違う雰囲気。
泥んこになったり、水遊びしたり、たき火をしたり、トンカチやノコギリを使ってみたり。
親子だけだと、「少し面倒だな」、「危ないな」と思い躊躇する遊びもありますよね。
プレーパークでは、面倒な準備をしてくれていたり、着替えがあったり、プレーリーダーが子どもと遊んでくれます。
プレーパークに来たら、泥まみれ、びしょ濡れになってもいいかな~と思えます。
プレーパークってすごい!
この10年間は、プレーパークに子どもを連れて遊びにいく一方でした。
去年、アドボカシーの勉強をしてからは、子どもの人権の本を読む機会が増えました。
その中で出会った本に、プレーパークのことが書いてありました。
子どもが思いきり遊ぶことの大切さについて、色々なエピソードが書いてあります。
その中で印象的だったのは、東日本大震災のあと、被災地の避難所で、しばらくすると子ども達が『津波ごっこ』をするエピソードでした。
被災された方からすると、その時の辛い記憶が蘇ったり、不謹慎に感じる方もいて、大人からは津波ごっこは歓迎されていなかったそうです。
けれど、子ども達が『津波ごっこ』をするのには理由がありました。
津波や地震など、自分ではコントロールできない恐ろしい体験をした子どもは、ごっこ遊びでその体験を自分でコントロールできるものに変えているのだと。
このエピソードを読み
- 『子どもの自己回復力』
- 『遊びの力』
にとても感動しました。
感情を表現し、傷付いた体験を外から眺め、自己理解を深めていくのです。
心理療法の、サイコドラマ(心理劇)や、プレイセラピーが近いかなと思います。
子ども達は、誰かに教えられなくても『ごっこ遊び』で、心の傷を癒しているのですね。
その遊びの大切さを理解すると、プレーパークの見方が変わりました。
内側から見えてくる場づくり
『私も関わりたい』と思い、4月からプレースタッフとして参加することにしました。
スタッフとして入ってみると、また違う視点からプレーパークが見えてきます。
プレーパークが大切にしていることは、『効率を求めないこと!』
準備や、後片付けは、時間が決まっているので、その時間内でやるのは決まっています。
けれど、プレーリーダー自身が『結局は何とかなる』の感覚をしっかり表現していると
- スタッフも効率を求めなくていい
- 上手くやろうとしなくていい
- 失敗してもいい
何回でもやっていい
色々やってみよう
その空気感が生まれます。
来ている人達にも、それは伝わります。
『この場所では、いつもと違うことやれそうだな。』
『あんまりダメダメ言われないな』
そうなると、子どもがやってみたいこと試せる場所になる。
①自己受容感
↓
②自己肯定感
↓
③自己抗力感
の3ステップが、無理なく体感できる場所だと感じました。
なにより、来ている皆が笑って楽しんでいる場所をつくるって最高に幸せな気分です!
『これでお給料もらっていいのね』
とお金を稼ぐ価値観も変わりました。
子どもにも大人にも必要なことは、失敗してもいい社会。
間違ってもいいよと受け止めてもらい、何回でもやり直しできるから、できるまでやれる!
小学校でも、生活のタイムマネジメントを教えていたりで、ますます社会は効率化、正解を求めているように感じます。
ですが、遠回りなように思えても
- 効率を求めずにやりたいようにやる経験
- 小さな失敗をたくさん学ぶこと
- どうしたら成功するか考える時間
- できた時の達成感を知る
小さな子どもには、その場所が必要。
大人達がその雰囲気を作り出すには、大人自身がその様なマインドをもち、その様な環境にいることが大切です。
小さなコミュニティから出来ることがあるんだなーと改めて感じる体験でした。
