ムスコのクラスで遠足があった。
台湾新幹線桃園駅のコントロールセンターを見学するというものらしい。
新幹線のコントロールセンター!
母は全く鉄ではありませんが、
普通は入れなさそうだし、それ、ムスコより私が見てみたい。

親も着いていっていいよということなので行ってみた。
まずは新幹線の駅に集合し、適当に切符を配られ電車に乗る。
子供はタダなので切符なし。
席は特に決まってなくて、
「多分空いてるから子供も席一つ使っていいよ」
という、日本の遠足ではありえない適当っぷり。
さすが台湾!

新竹から桃園駅までは10分ちょっとで着いてしまい、
まずは乗務員のサービス練習用に作ったという車両に乗って英語で説明。
一通り説明が終わったところで質問タイムがあった。
何人かが手を上げたが、なんとムスコも手を上げた。

なに!!
何よりも、今の説明を彼が全部理解したのかというところにびっくり。
三人目ぐらいに当てられたムスコ。
何を質問するのかとドキドキしていたら、

「火事になったらどうするの?」

前の子が事故の時の避難について聞いてたから、
同じような災害の質問だった。
説明員のお姉さんが乗員の誘導で避難するんだよと答えてくれたら、
「じゃあ電車が壊れたらどうするの?」
「電車と電車がぶつかってぐっちゃぐちゃになったらどうするの?」


何を答えてくれてもどんどん災害がエスカレートしていくムスコの質問。
何を聞きたいのかが既によく分からない・・・
なんか・・・そのつかみどころのない質問、
日本語で言うことと全く同じだ・・・。
英語でも進歩しないムスコ。
まあ、当たり前か・・・。

お姉さんにひとしきり説明してもらってからまた手を上げ、

「火事になったら消防士が来るよ」

いやそれ質問じゃなくてただのオマエの意見を述べただけ・・・


しかしその説明員のお姉さんは、
「火事になったらどうやって消防署に連絡するのか」
という質問だと受け取ってくれ、丁寧に説明してくれたが
意見を述べ終わったムスコはほとんど聞いていない。


母、がっくり。
お姉さんごめんなさい。

それからコントロール室を見学したんですが、
ムスコは飽きて走り回る。止めるのに母は必死・・・。

ダメだこりゃ・・・。
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