ふりかけ騒動

少し前のこと。
ダンナが日本に出張に行ったとき、ふりかけを買ってきた。
台湾にはふりかけって売ってないですからね。
（甘いやつとか日本人の口に合わないものならある）

買ってきたのは大人用ののりたまとゆかり、
そして子供用のよくあるアニメ柄の個包装ふりかけ。
気を利かせて子供一人に一袋ずつ買ってきた。
おお！！

しかし、ダンナの気遣いレベルはここまでだった。

買ってきたのは
妖怪ウォッチとアンパンマン。

ええー・・・。


案の定二人は妖怪ウォッチを争って血みどろの戦いを繰り広げはじめた。

ダンナはヒトゴトのように
「中身は一緒やで～」
とか言っている。


おい！！予想できるだろ！！

そこに気づかないのが
さすがのダンナクオリティー。

中身は一緒だけど、このふりかけは外見が全てだ。



しかし、小さい頃はあんなに好きだったアンパンマン。
なんでこうなってしまうのだろう。


仕方がないので、とりあえずは妖怪ウォッチのふりかけを二人で分けることにした。
しかしそれでもオロチやキュウビを争って血みどろ。

どっちがオロチかキュウビかを決めるための手段を決めるためのじゃんけん大会から始まり
最終的に落ち着くまで1時間ぐらいかかった。


ちなみにアンパンマンももったいないので、
妖怪ウォッチを使い終わったあとの袋に中身だけを入れて使うことにした。

単純なムスコ、お気に入りのオロチがなかなか減らないから大喜び。（アホ）
一手間増えたがとりあえず一件落着。


後日談。
ダンナ実家に帰ったら、子供のためにお義母さんがふりかけを買ってくれていた。
妖怪ウォッチとアンパンマン･･･

ギャーン！！！
悪夢再び。