ある日のこと。
ムスメが号泣しながら学校から帰ってきた。
学校で何かあったのかと思って、
「どうしたの?!」
と聞いた。
するとムスメは手の中を広げて見せてきた。
そこには瀕死のコガネムシ。
母「???!?!!???」
ムスメは泣きながら話す。
「あのね、体育の時間の後にね、
体育館のドアのところにコガネムシがいたの。
そのままだとドアが閉められないからみんなが困ってたからね、
うちが取ってあげたの。
それでね、その後机の中に隠しておいてね、
持ってかえってくる途中にね、おうちの前のすぐそこでね、落としちゃったの。
そしてね、踏んじゃったの!!!
うええーーーん!!」
そういうことか・・・。
ムスメ続けて曰く、
「もうちょっとだったのにー!!
もうちょっとでおうちの虫かごに入れてあげて、
他のコガネムシと遊べたのに!
プチッて音がしたの!
うええーーーん!!」
母は全てを理解した。
しかし何も言えない。
授業そっちのけで丸一日大事に隠し持っていたコガネムシを持ち帰ろうとして、
家の目前で誤って自分で踏んでしまったと・・・。
ムスメ的には確かに大ショックだろう・・・。
彼女はその後一時間泣き続けた。

ムスメが号泣しながら学校から帰ってきた。
学校で何かあったのかと思って、
「どうしたの?!」
と聞いた。
するとムスメは手の中を広げて見せてきた。
そこには瀕死のコガネムシ。
母「???!?!!???」
ムスメは泣きながら話す。
「あのね、体育の時間の後にね、
体育館のドアのところにコガネムシがいたの。
そのままだとドアが閉められないからみんなが困ってたからね、
うちが取ってあげたの。
それでね、その後机の中に隠しておいてね、
持ってかえってくる途中にね、おうちの前のすぐそこでね、落としちゃったの。
そしてね、踏んじゃったの!!!
うええーーーん!!」
そういうことか・・・。
ムスメ続けて曰く、
「もうちょっとだったのにー!!
もうちょっとでおうちの虫かごに入れてあげて、
他のコガネムシと遊べたのに!
プチッて音がしたの!
うええーーーん!!」
母は全てを理解した。
しかし何も言えない。
授業そっちのけで丸一日大事に隠し持っていたコガネムシを持ち帰ろうとして、
家の目前で誤って自分で踏んでしまったと・・・。
ムスメ的には確かに大ショックだろう・・・。
彼女はその後一時間泣き続けた。
