ムスメの参観でちょうど会社を休んだので、
防災検定協会の案内で「ジュニア防災検定発表会」にも参加してきました。

会場の雰囲気はこんな感じ↓
130523_1127~01-ss

ジュニア防災検定」とは、
3.11で多くの子供の命が失われてしまった事実を受け、
子供への防災教育を「検定」という形で実施するというもの。

それを行う機関として一般社団法人「防災検定協会」が設立されたらしい。

理事長は元NHKキャスターの平野啓子氏。
今は語り部として昔話の中から津波や災害に関する話を多く語りきかせているという。
平野氏のご挨拶のとき↓ 小さくて見えない・・・
130523_1130~01-ss


この検定、内容が特徴的で
①事前課題
②検定テスト
③事後課題

の3つに分かれている。

通常の検定は②のテストだけなので、
確かに珍しい。

それぞれについて説明すると、
①家族で防災について話し合い、それを提出する
②会場で実施される検定(知識を問うものでなく、応用力をはぐくむ問題らしい)
③自分が住む地域で起こりそうな災害について、マップやレポートを作って提出

という内容。

確かに充実。

この検定、6月と10月の年に2回行われ、
初級(小5以下)、中級(小6、中1)、上級(中2、3)の3レベルがあり、
その学年に該当する子は、別のレベルのテストは受けられない。

検定料は2000~3000円で、
合格者にはバッジが贈られます。



この検定、趣旨はすばらしい。
内容もよいと思います。

でも一言言わせて。
「誰が受けるの?」

実際に被害を受けた東北の子供たちは受けるかもしれない。
でも一番教育したい関東・関西の大都市圏の子供の中で、
自ら受けようとする子は非常にレアだと思う。

マップ作りなどを夏休みの自由研究に使うというならまだ分かるけれども、
検定は6月と10月。
夏休み関係なし。

親の意見を聞かなくなる小5~中学生の子供に対して
親からの進めで「受けてみれば?」と言っても
断られるか嫌々受けて落ちるのがオチだし、
事後課題を親がやってしまっては意味がない。

せめて学校と連携して道徳や総合学習の時間に扱ってもらうなどしないと
受験生が集まらないんじゃないでしょうか。


それとも理事・評議員リストに並ぶテレビ・新聞関係の役員さんたちが
そんな心配なんて無用だとばかりに宣伝・報道をするんでしょうか?


あと、会場からも
「バッジを取って終わりにならないように、継続的な取り組みが必要」
という意見・質問も出ていました。

これにも非常に同感です。

趣旨と内容はよいことを言っていると思うので、
がんばってほしいなあ。


ジュニア防災検定