さて、シャングリラに着きました。
ロビーに入ったところから急に世界が変わった

さっきの小汚いジプニーが夢だったかのような
キレイな調度品、高い天井。
空気もなぜか澄んでいるようw
重くて泥で汚れた我々の荷物はポーターの手によりさっさと運び去られ、
そしてどこからともなくキレイなお姉さんがやってきて、
手首に花をつけてくれる。

すげー!

チェックイン時間はまだだったので、
とりあえず水着だけ着て楽しみにしてたプライベートビーチとプールへ行きました。

このビーチにはシャングリラ専用の珊瑚礁があって、
魚がたくさん見られるとのこと。
専用珊瑚礁って・・・!
天気が微妙で(小雨)少し寒かったけど、どうせ濡れるしと無理矢理行ってみた。
さっそくシュノーケリングをする。
無料でライフジャケットを貸してくれたけど子供にはイマイチ合わず、
ムスコだけ持参した浮き具をつけた。
すると逆に大丈夫だと思っていたムスメが
足のつかないところは怖くて嫌だとか寒いとか言い出して結局行かず、
ムスコと親が交代で珊瑚礁まで行った
珊瑚はかなりキレイに残っていて、チョウチョウウオやらルリスズメダイやらクマノミやら、
南国の魚がたくさんいた。キレイ。


ムスコ、一番いいシュノーケリングセットを使っていたのに
「これ邪魔!ぼくメガネなくても見える!」
と外してしまった。
本当に魚は見えるらしく、水の上から覗いて
「あそこにモンハナシャコがいる!」
とか教えてくれる。
ホントに見えてるのかどうかよく分からないけどなんかすげえ・・・

で、このムスコ、なぜかここでマンタが見られると思ってたらしく、
「どこに棲息してるの?」(棲息ってw)
「マンタって飛べるよね?」
「見つけたら、おれロープつけて乗って操る!」

とマンタの話ばっかりしだす。
こんな浅いどこにマンタがいるかよ。と突っ込もうと思っていたら、

「で、マンタってどんなかっこしてるの?スマホでしらべて!」

知らんのかい!

ちなみにマンタはこれです。
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夜には海の上に張り出しているバーで夕食を食べた。
料理はおいしかったけど、さっきまで雨だったせいで空いていた。
料理を食べ終わったころ、なぜかダンナとムスメがご就寝。

珍しく生き残ったムスコと私で続きを食べていたら、
バーカウンターのバーテンが、ビンを投げたりのパフォーマンスをしながらカクテルを作り始めた。
初めて見たムスコ、
「おおー!」
と感動。そこで
「お父さんに内緒ね」
とこっそりカウンターに行ってカクテルを頼んだ。

バーテンさんは喜んで目の前でビン投げたり振ったりしてくれ、
ムスコは目を輝かせて見る。
すると
「キミかわいいからプレゼントしてあげるよ」
みたいな感じでムスコにスイカシェークをくれた。なんと!
しかも、グラスに付いてるスイカの種と切り込みの位置が
ちょうどサメみたいな形になっていたのでさらに大喜びというオマケ付。
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私が一杯飲んで席に戻るとちょうど花火が始まり、ダンナお目覚め。
ムスコ、内緒と言われたからダンナに言いたくってしょうがない。
ちらちら私を見ながら、
「おれお父さんに言っちゃいけないことがあるんだ~クププ」
ダンナ「??」
ムスコ「これー、スイカシェークだよ!」
ダンナ「うん。そうやね」
ムスコ「あのひとがfor youって言ってくれたんだよ」
ダンナ「ふーん。」
ムスコ「こんどのはね、ここについてるスイカがね、サメになってるんだよ!」
ダンナ「そうだね」

どんなに説明しても、新しくもらったやつということはわかってもらえなかったw
よって母がこっそりカクテル飲んだことは会計までばれなかった。
一応ね!言っておくと、800円ちょっとのカクテルですよ!一応ね!


翌朝はすばらしいビュッフェの朝食を食べ、
晴れたのでプライベートビーチにリベンジした。
引き潮であまり深くなかったのと寒くなかったのでムスメも珊瑚礁まで来れ、
一緒に魚を見た。

上がろうとすると、浅いところにいる魚の群れがめっちゃ群がってきて、
目の前で待機してる。
これって餌を待ってるよね?と朝ごはんのパンをちょっと千切ってあげてみたらめっちゃ集まってきた。
人間に慣れすぎてて、手から直接食べるので子供たち大喜び。
これって絶対他の人もあげてる・・・よね・・・?


ということで、シャングリラで素敵な思い出を残しセブ旅行は終わったのでした。