ダンナが台湾に来てからずっと行きたがってたところがある。
それが蘭嶼島。
台湾本島から一番遠く離れていて行きにくく、
船や飛行機の便も少ない。
さらに中国語でないと予約できないうえにすぐ満席になってしまう。
今回、偶然ダンナ会社に新しく入ってきた人がこの島出身で、
ご両親が島で民宿をやっているという縁があって、行かせてもらうことにした。
蘭嶼島は、タオ族という少数民族がもともと住んでいた島で、
一般的な台湾人より色が黒くがっしりしている。
海で泳ぐのがとても上手な人たちで、みんな水中メガネ一つで普通に何メートルも潜れるらしい。
まず、台湾をぐるりと回ったちょうど反対側の台東で一泊し、
そこの空港から飛行機で蘭嶼島へ。
飛行機は一日に数本あり、
なんだけっこう本数あるじゃんと思っていたら、20人乗りぐらいのプロペラ機だった。
こりゃなかなか予約取れないわ・・・
乗り込むとまずプロペラを一杯に回してから滑走路を走って離陸。
ジャンボジェットよりも何かすごく飛んでる感がある=怖い。
さらに、窓には「プロ以外は窓開けて写真撮っちゃダメ」みたいなことが書いてある。
・・・ってことはこの窓開くんかい!
さらに怖い。
さらにさらに、上空に上がったところでふと足元を見ると、ドライアイスの煙みたいなのが一杯に流れ込んできていた。
冷房なのか外気なのか分からないし、周りには台湾人しかいないので聞けもしない。余計怖い。
そんなこんなで景色はキレイだけど恐怖のフライトは30分で終了し、ちっちゃい空港に着陸した。
そこに会社の人のお父さんが迎えに来てくれていて、
ダンナの中国語と片言の日本語で挨拶し、宿の部屋へ。
まずお母さんがやっているという食堂で昼食。
お任せで作ってくれて、トビウオのチャーハン、海草のスープ、畑で取ったばかりの謎の野菜の野菜炒め、葱もちなど。
この島ではトビウオが名産らしく、どれもおいしかったけど、なぜか野菜炒めが一番気に入った。
午後シュノーケリングをしたいというと、お父さんが道具貸していいスポットがあるよと連れて行ってくれた。
小さい湾になっている珊瑚礁で、チョウチョウウオやルリスズメダイやベラの仲間など珊瑚礁の魚がたくさんいた。
でも子供たちは、安全のためでかいライフジャケットのうえにさらに浮き袋を装着させられ不機嫌だった・・・。
それから原住民の住居へ。
ここは台風がよく通るので天井の低い半地下住居になっている。
部屋の中ではムスメの身長(130cm)でも立てず、
ムスコの移動が一番早い。
が、すぐに飽きて
「こんなとこやだー」
と暇そうにしていたムスコ、
「昔の人たちはこれで戦っていた」
という武器が出てきたら急に大喜びだった。
なんと分かりやすい。
ちなみに昼食を食べた食堂の周りに生き物がたくさんいて、
ムスメはコクワガタ、カエル(といってもヒキガエルぐらいのでかいやつ)、
ヤモリ、バッタを捕まえて大喜びだった。
熱帯魚より虫の方がいいらしいです。
本格的な虫ガールになってきた。
続きます。
下は蘭嶼島の夕暮れ風景。
このテキトーな絵から圧巻さを読み取ってください。

それが蘭嶼島。
台湾本島から一番遠く離れていて行きにくく、
船や飛行機の便も少ない。
さらに中国語でないと予約できないうえにすぐ満席になってしまう。
今回、偶然ダンナ会社に新しく入ってきた人がこの島出身で、
ご両親が島で民宿をやっているという縁があって、行かせてもらうことにした。
蘭嶼島は、タオ族という少数民族がもともと住んでいた島で、
一般的な台湾人より色が黒くがっしりしている。
海で泳ぐのがとても上手な人たちで、みんな水中メガネ一つで普通に何メートルも潜れるらしい。
まず、台湾をぐるりと回ったちょうど反対側の台東で一泊し、
そこの空港から飛行機で蘭嶼島へ。
飛行機は一日に数本あり、
なんだけっこう本数あるじゃんと思っていたら、20人乗りぐらいのプロペラ機だった。
こりゃなかなか予約取れないわ・・・
乗り込むとまずプロペラを一杯に回してから滑走路を走って離陸。
ジャンボジェットよりも何かすごく飛んでる感がある=怖い。
さらに、窓には「プロ以外は窓開けて写真撮っちゃダメ」みたいなことが書いてある。
・・・ってことはこの窓開くんかい!
さらに怖い。
さらにさらに、上空に上がったところでふと足元を見ると、ドライアイスの煙みたいなのが一杯に流れ込んできていた。
冷房なのか外気なのか分からないし、周りには台湾人しかいないので聞けもしない。余計怖い。
そんなこんなで景色はキレイだけど恐怖のフライトは30分で終了し、ちっちゃい空港に着陸した。
そこに会社の人のお父さんが迎えに来てくれていて、
ダンナの中国語と片言の日本語で挨拶し、宿の部屋へ。
まずお母さんがやっているという食堂で昼食。
お任せで作ってくれて、トビウオのチャーハン、海草のスープ、畑で取ったばかりの謎の野菜の野菜炒め、葱もちなど。
この島ではトビウオが名産らしく、どれもおいしかったけど、なぜか野菜炒めが一番気に入った。
午後シュノーケリングをしたいというと、お父さんが道具貸していいスポットがあるよと連れて行ってくれた。
小さい湾になっている珊瑚礁で、チョウチョウウオやルリスズメダイやベラの仲間など珊瑚礁の魚がたくさんいた。
でも子供たちは、安全のためでかいライフジャケットのうえにさらに浮き袋を装着させられ不機嫌だった・・・。
それから原住民の住居へ。
ここは台風がよく通るので天井の低い半地下住居になっている。
部屋の中ではムスメの身長(130cm)でも立てず、
ムスコの移動が一番早い。
が、すぐに飽きて
「こんなとこやだー」
と暇そうにしていたムスコ、
「昔の人たちはこれで戦っていた」
という武器が出てきたら急に大喜びだった。
なんと分かりやすい。
ちなみに昼食を食べた食堂の周りに生き物がたくさんいて、
ムスメはコクワガタ、カエル(といってもヒキガエルぐらいのでかいやつ)、
ヤモリ、バッタを捕まえて大喜びだった。
熱帯魚より虫の方がいいらしいです。
本格的な虫ガールになってきた。
続きます。
下は蘭嶼島の夕暮れ風景。
このテキトーな絵から圧巻さを読み取ってください。
