ある日駅から家に帰る道で、ムスメが
「あのね、こっちにうちのオードがいるの!」
と言っていた。

???

オード?
それうちのカメじゃなかったっけ?
なんでこっちにいるの?

???と思いつつムスメの示す方へ行ってみると、

「ほらいた!」

野良猫だった。
もちろん黄土色。

黄土色の生き物を見ると
オードという名前しか思いつかないうちのムスメ。

ちなみに黄土色だったら「おうど」だろうと思ったら、
カタカナで「オード」らしい。
前カメにつけてたときに注意された。

そして勝手に名前つけたうえに
『うちの』ってww


その猫、ものすごく人懐こくて
私が近寄っただけで足に身体を摺り寄せてくる。
確かにかわいい。

ムスメ曰く、近所の小学生女子に人気で、
「飼いたい」と言ってる子も何人かいるとか。
放課後に餌をあげてる子もいたりして、
昔は飼い猫だったという噂もあるとか。
もともと半分ノラみたいな猫なのかもしれない。
これからもここでみんなに可愛がられて生きていくんだろう。


で、母は名前を奪われてしまった我が家のカメちゃんの方が気になります。

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