さて蘭嶼島の続きです。
翌日は、午前中に別の湾でシュノーケリング。
今度はお父さんに頼らず自力です。
シュノーケリングの時は、スケートではビビリだったムスコが
足がつかないところでもガンガン攻めて行き、
ムスメの方が怖がってあまり行かない
という逆転現象が起こるのがおもしろい。
この違いはなんなんだろう。
(二人とも一応肩にはめる浮き袋はつけている)

その後偶然通りかかった島民たちの水泳レースを見た。
彼らは顔を上げたままでクロールをするという殺人的に疲れそうな泳ぎ方なのにものすごく速い。
さすが海の民

そして島全部を見渡せるという高台の気象観測所へ。
景色がキレイだったんですが、ムスメはそんなことよりキノボリトカゲを発見し、
追いかけるのに夢中だった。
が、キノボリトカゲは尻尾を入れると30cmを超えるぐらいでかいうえに
少しゴツゴツしてるので、さすがのムスメもビビってしっぽを触るのが精一杯だった。
中には攻撃的な個体もいて、たぶん痛くなさそうだけど噛もうとしてくる。
この大きさだとビビるのね。母は逆に安心しました。
Lv8-94-2.jpg
(キノボリトカゲ↑)

最後に島の南側に突き出した半島?(青青草原という)で夕日を見る。
ここでも子供達は夕日を無視してでかいショウリョウバッタを捕まえるのに夢中。
「取り放題だよ!」
と狂喜して捕まえまくる。
取り放題か・・・
でかいのは10cmほど。
ムスメは30匹も捕まえたんだそうな・・・。
肝心の夕日は、途中まではキレイだったのに最後の2cmぐらいが雲でジャマされ、
消える瞬間は見えなかったという残念な感じだった。

おまけに夕日の最後の瞬間に出てきた雲が空に広がり、
せっかく離島にまで来たのに星空も見られなかった。残念。



最終日の3日目は、原住民の船に乗せてもらった。
宿のお母さんが知人に電話をかけて値段を聞いて予約してくれた。

船をこぐ人たちの中に年配のおじいちゃんがいて、
日本の占領時代に習ったキレイな日本語をしゃべっていた。
原住民の船は長さは数メートルあるけど幅が薄っぺらく(一列にしか並べないぐらい)、
横波が来ると横転しそうでうっかりカメラを持ってきてしまった私はけっこうビビり、
「大丈夫大丈夫」
と日本語で言われるw

島の先端の岬のそばまで往復してから自分でもこぐ体験をして、
ありがとう!と帰ろうとしたら、
「もう時間ないのか?少し飲んでけ」
と台湾ビールを差し出されたww
もちろん遠慮なくいただきましたw
こういうノリ大好きw



最後の昼食は、メニューの中から好きなものどれでもいいから選んでと言ってくれ、
ビール含めてご馳走になったうえ、空港まで送ってくれた。
本当に至れりつくせりでした。

久しぶりにこういうあったかい田舎を経験しました。
田舎旅行大好き。