この日は天気が不安定で一日中家にいることにしました。

子どもがいると、外に出た方が楽なのか、家にいた方が楽なのか、どちらが正解か分かりません。

 

家にいれば出かける準備はないですが、その代わりご飯の準備、ずっと喋っている子どもの相手、散らかり続ける部屋に溜息が出ます。

何をするわけでもなく一日は過ぎますが、夜になるとどっと疲れるのです。

 

朝起きれば長男は機嫌が悪く、朝食を用意するも食べずに「お菓子食べたい」と言い続けます。

 

・ねぇママ(パパ)

・ママ(パパ)見て〜or聞いて〜

・お菓子食べたい

 

これを何百回も聞いては狂いそうになります。

 

次男の離乳食でマカロニをたくさん茹でて冷凍をし、終わったところで「(長男)ぼくもマカロニ食べたい〜!」

 

マカロニをまた茹でます。

 

かと思いきや、ちょっと食べては今度、

 

「ママ〜ラーメン食べたい〜」

 

とお土産でもらったトミカの袋麺を持ってきます。

 

冷房27度の部屋にいるとはいえ、何時間キッチンに立っていることでしょう。

火の元にいて汗だくです。

 

お風呂の時間になれば、長男の気分でママと入るかパパと入るかで流れが変わります。

 

この日はパパと入りたいということだったので、私と次男が先に入り、次男を先に出し保湿と着替えをやってもらいます。

少しばかりゆっくり湯船に浸かれるのは幸せなことではありますが、私は止められないと1時間ほど平気で湯船に入っていられるので後ろ髪をひかれる思いで出て、急いで化粧水とドライヤーをします。

 

その後、夫と長男がお風呂に入っている間に次男が眠そうだったので抱っこ紐で寝かしつけ、お風呂上がりにまた汗だくです。

 

やっと寝て、ちょっと一人時間・・・

と思いスマホを手にした瞬間、長男がお風呂から出てきました(白目)

 

あぁ・・・

と思いながらも、長男をバスタオルで拭き、下着を渡します。

 

ひ  と  り  に  な  り  た  い

 

夏休み、夫がいなかったらどうなっていたことでしょう。

しかし、夫がいるからといって、忙しないのには変わりありません。

 

昨年、私がまだ次男を妊娠していたときに、保育園に2人目が産まれて一年育休を取っているというパパさんがいました。

少しばかり話をしたときに、「思ったよりも大変で自分の時間がないですね(汗)」

とおっしゃっていて、その頃の私には想像もつかない日々だったのですが、「そんなに大変なの・・・?」

と正直思ってしまった自分がいました。

 

気付いたのが、【乳児・幼児の子育ては、月齢によって違った波がある】ということです。

 

産後の大変さ、頻回授乳の大変さ、離乳食で頭を悩ます人も多いですし、病児保育も大変です。

何かが重なれば大変ですし、子どもがたまーに長時間昼寝をしてくれる奇跡的に平和な日もあります。

 

次男が生後8ヶ月の頃かつ長男の夏休み前は割と落ち着いた日がありました。

しかし9ヶ月を過ぎ、ハイハイから立っち(つかまり立ち)をすればまた新たな大変さが出てきました。

 

正直言うと、私はつかまり立ち期はストレスが大きく、なぜかというと、

 

・食事をしているときにテーブル下に潜ってきて足につかまってくる

・トイレを開けておくと、入ってきて足につかまってきてトイレットペーパーを引っ張ってちぎり食べる

・部屋の出入りがあるたびにハイハイで部屋から出てしまい連れ戻す

・長男がお菓子を食べていると奪いに行くので、サークルに入れておくが泣き出すので抱っこ

 

このようなことが一気に増えてくるからです。

 

すでに10kg超えの成長著しい次男を連れ戻すたびに抱っこをしていると、腰に負担がかかり、夫が腰をやられてしまいました。

 

長男がすぐ部屋のドアを開けるのでドアストッパーを買ったのですが、そうするとトイレに行きたいときに子どもひとりで開けられないので一長一短です。

私は食事を何度も中断するのが嫌なので、キッチンで立って食べることもあります。

 

サークルに入れていますが、「僕も一緒に食べたい〜」と言わんばかり泣きグズるので、それも集中して食べられません。

 

せっかく夫がいるのですから、食事は基本的に交代制でやっています。

どちらかが温かい食事は諦めざるを得ません。

 

ドアを早く閉めると、うっかり次男の細くて小さい指を挟んでしまう可能性があります。

それは絶対やってはいけないので、そーっとドアを閉めると、その間にハイハイで通過です!

 

ハイハイは脳に良いと言われているので心ゆくまでやらせてあげよう・・・なんて思っていると、もはや部屋は何度も開けられ、冷房は効いているのか効いていないのかわからず、物事が本当にスムーズにいきません。

 

つまり、何が言いたいかというと、男性育休は取れる人や取りたい人は一年は視野に入れても良いのではないかと思います。

 

一年を通して、大変なときと穏やかなときと差があり、◯ヶ月になったら落ち着くというものはないからです。

 

まぁ、1歳を過ぎればイヤイヤ期などもありますからね(笑)

 

経験上、産後半年を超えて少し楽になったかな〜?と油断していると、9ヶ月あたりが魔の時期だったりするものです。