この夏は過去最高に暑い夏と言われ(毎年言われている気もしますが(笑))いつにも増して気温が高い日、長男の持病の大きな検査があり、午後に総合病院の小児科に行く予定でした。

過去に何回かやっていますが、痛い検査のようで、絶対泣き叫び私も見守ることしかできずに精神的にしんどいので、夫と次男にも合わせて来てもらいました。

 

あまり検査の話はしておかない方が良いと思い、長男に「いつものように◯◯先生のところに行ってお腹もしもし(内診)するよ〜」

とだけ言いましたが、いつもは午前中に行くので、勘の良い長男は何かいつもと少し違うことを察していたのか?

「まだ病院行かないの?」

「早く行って早く帰ろうよ」

なんて朝からグズグズしていました。

検査の前に疲れさせるわけにもいかず、家で過ごしていましたがつまらないのか不機嫌にゴロゴロ。

 

やっと行く準備を済ませ、ぐっすり昼寝をしている次男を起こし、車で向かいました。

 

病院に着いて受付に行くと、必ず体温と体重を測って提出させられます。

 

いつものように体温を測ると・・・

それはそれはものすごいスピードで数字があがっていくではありませんか!

 

あれよあれよと、38.6℃。

 

ん?おかしいぞ?

 

車の温度計が38度になるほど灼熱の中で来たから熱がこもっているのかな?

 

と、トイレに行かせたり、お茶を飲み少しクールダウンをさせた中でもう一度トライ。

 

ピピピ・・・

 

【38.9℃】

 

上がってるーーーー!?!?!?

 

また数分後・・・

 

【39.1℃】

 

こりゃあダメだ・・・

受付の方に事情を話し、とりあえず担当の先生とお話しだけでもしましょうということになりベンチで待っていました。

 

数分後呼ばれ、

「今の今まで特に熱がある様子がなかったので気付かずにすみません・・・」

と話し、鼻水や咳などの風邪症状もなく、先生に診ていただくも特に目立った症状がなく。

予定していた大きな検査は延期となりました。

 

念の為、尿検査をしましょうということで、私が長男をトイレに連れて行き紙コップで採尿。

男の子は楽で良いですね〜!

 

そしてまた待つのですが、長男がどんどん熱くぐったりしていくのです。

 

確かに夏休み色々連れて行きましたので、どこかで何かもらったのか?

私や夫、次男は特に風邪症状もなく、本当に気付かず・・・

 

ただこういった大事な日は、朝体温を測る習慣をつけた方が良いと学びました。

 

思い返せば、長男は謎?の発熱が昔からあったのです。

 

・予防接種の日

・大きい検査の日

・保育園の運動会の日

 

前触れもなく、何かを察したようにその予定の当日にポーンと熱があがり、予定が延期になったかと思うと熱が下がるのです。

乳児や幼児に「知恵熱」はなさそうですし、大人のように疲れが溜まって免疫力が弱くなっていた・・・とも考えにくいですよね。

 

長男の持病は命に関わるものではありません。

成長に比例して自然治癒する可能性も高い病気ですが、治らず発症すれば入院必須ですし、毎日予防薬として粉薬を飲んでいます。

 

毎日です。

 

生後4ヶ月くらいから、毎日。

 

完治したかを確認するには、その大きな検査を絶対に乗り越えないと判断できないようですが、リスクの高い検査であり本音を言えば受けないで済むなら受けて欲しくない検査です。

 

だからこそ、私から何か不安なオーラが出ていたのでしょうか。

いつもは私と2人で行く病院に、夫と次男も一緒に行ったので何かが起きるとストレスがかかったのでしょうか。

 

その日は、結局検査の延期日を決め、解熱剤と新しい予防薬をもらい帰宅しました。

 

帰りに長男が「アイスを食べたい」と言ったので買ってあげました。

 

家に帰ってすぐにシャワーを浴びさせ、落ち着いたら治るかな?と思ったら、まさかの夜に39.9℃をたたき出し、これはただ事ではないと思い、冷えピタやポカリスウェットを用意し、解熱剤を飲ませ寝かせました。

 

高熱は熱性痙攣などのリスクもありますので、夜な夜な気が気ではなかったですが、胃腸炎でもなく嘔吐もなかったので、何とか寝続けてくれました。

 

翌日、朝起きたときは38.0℃ありましたが、その日の夕方には無事に37.0℃まで下がり心からホッとしました。

 

本当になんだったのでしょう。

 

しかし、長男は、絶対何かを察する子だ、私はそう感じています。

結果論ではなく、次の日に熱は下がるとは最初から思っていました。

きっと昨日は検査を受けたくなかったのでしょう。

逃れられない検査ですが、ひとまず今はゆっくりお休みと言ってあげました。