まだまだこれから増えるかもしれませんが、これまでに感じた育休取得のメリットデメリットを書き出してみたいと思います。

主に私が感じたメリットです。

 

<メリット>

・次男出産後の入院中、長男のお世話をしてくれた

・産後で身体がつらい中、買い物や家事をしてもらえた

・母乳以外にミルクをあげる時は代わりにやってもらえた

・夜間授乳で寝不足な時は昼間に寝かせてもらえた

・あやしたり、寝かしつけで抱っこをし続けて疲れた時に代わってもらえた

・私が病院に行くときに子どもたちと留守番をしてくれた(子連れ病院、地獄ですから)

・病児保育は分担して負担を少なくできた

・保育園の送迎をすべてやってくれた

・お風呂あがりにバスタオルで次男を受け取ってもらい保湿と着替えをしてくれた

・常にもう一人大人がいるという安心感や心の余裕があった

 

子どもが2人いますので、大人が2人いてちょうどよいくらいです。

夫は次男担当、私は長男担当というようにざっくりですが担当分けもしていました。

長男はまだまだママに甘えたい時期。そしてお外で思い切り遊びたい時期。

赤ちゃんは産まれて約1ヶ月後に「1ヶ月健診」というものがあるのですが、それまではなるべく外に出ず、家の中で過ごすことを推奨されています。

それもあり、常に大人がもう一人いるおかげで新生児の時に次男を連れまわさずにも済みました。

長男の産後の赤ちゃん返りをなるべくカバーするように、夫と次男を家に置いてよく長男を遊びに連れて行くこともできました。(まだ下半身痛かったですがね(笑))

 

そして家に大人が2人いると、長男の保育園の送迎にも次男を連れまわさずにすみます。

単純に連れて歩くと大変、というだけではなく、例えばお迎えの時間ギリギリにうんちをしても、家にいる私がゆっくり処理すればいいだけの話です。

次男の欲しがるタイミングでミルクをあげることができますので、お迎え時間に合わせてあらかじめミルクを飲ませておく必要もありません。

また、寝ているところを無理やり起こす必要もありません。

スヤスヤ寝ているのに起こされるの、本当かわいそうですから・・・。

 

また育休取得のデメリットに関しては、お金抜きには語れませんよね。

 

<デメリット>

・収入が一時的に減る

・産後のイライラで夫にあたってしまい、菩薩のような夫でも逆切れしてきた

 

さすがにいくら産後だからってイライラしている人が家にいたら雰囲気は悪くなります。

なぜそこまでイライラしていたのか、今振り返ると謎ですが、ウォーターピッチャーに麦茶が作られてなかっただけでブチギレていました・・・ごめんなさい・・・

 

そして収入に関しては、お給料ではなく、「育児休業給付金」という形で入っている雇用保険から支給されるというイメージです。

支給額は以下のように計算されます。

 

育児休業給付金=休業開始時賃金日額×支給日数×67%(育児休業開始から181日目以降は50%)

 

また保育所に入所できなかった場合、1歳6ヶ月まで育児休業給付金が延長され、さらにそこでも同様に保育所に入所できなかった場合、2歳まで延長することができます。

つまり、育休を切り上げずに、保育所に入所できない場合は2歳まで休業開始時賃金日額×支給日数×50%が毎月支給されます。

それ以降はどんな理由があろうとも、給付金はありません。

 

もちろん、育休取得前に、生活費の把握や見直し、そしてライフプランシミュレーションを行いました。

 

数日単位の育休であれば有給が残っている場合はそちらで対応することも可能です。

またいきなり収入が0になるわけではありませんので、67%の期間はご両親や親戚から出産祝い金をいただければそれでカバーしたり、預貯金を切り崩したり、倹約したり、と方法はいくらでもあります。(こちらももろもろ条件はありますが、例えば月末日に育児休業期間中であったり、その月内に14日以上の育児休業を取得した場合は社会保険料が減税になりますので、実質手取りで8割くらいはもらえます)

 

政府は2023年4月から、育児休業給付制度の最低支給率を、給与日額あたり80%へ引き上げることを検討していると公表しました。

100%になる可能性があるとかないとかも・・・。

そうなれば、長期的に育休取得をしなければ、大黒柱の収入面のデメリットはなくなりますよね。

 

我が家は長期的に育休を取得するかもしれないと考えていたので、生活面をいろいろ見直していきました。

 

長男が通っていた保育園は認可外保育園であり保育料がかなり高かったため(約7万円/月)、年少になる2023年4月を機に幼稚園(約6000円/月)に変更しました。

また準田舎なのに(だから?)保育園が激戦区でもあります。

そもそも空きがないので認可保育園は絶望的ですし、認可外保育園も就労が条件なので長男を幼稚園に入れているため、長期休み(夏休みなど)は私が働けないので入園できないかもしれません。

 

A:夫が働いて給料満額 ただし長男幼稚園&次男自宅保育のワンオペ

B:夫が働いて給料満額 長男幼稚園&次男保育園&私就労(収入有)でかつワンオペ

C:夫育休で給料半減 長男幼稚園&次男自宅保育のツーオペ

 

Aはお給料やボーナスがありますが、常に何があろうともワンオペです。

送迎も、病児保育も、その他のイレギュラーな対応も。

 

Bはダブル収入ですが、そもそも保育園に入れるか分からないですし、子どもとは離れられますが働かないといけませんのでそれなりに疲れます。

そして仕事終わってクタクタの中、夫が帰宅するまでワンオペです。

高額な保育料が引かれるので時間をお金で買っているような感覚ですよね。

 

Cは収入は減りますが、保育料などの出費もなく、心身ともに余裕を持って過ごせる気がします。

 

とにかく夫ととことん話し合いました。

ちなみに家族計画として我が家は子ども2人で終了です!

色々な家庭ごとに、人ごとに、お金の価値観は異なりますよね。

私の場合はですが、新築の家や新車にあまりというか全然興味がありません。

子どもが小さいうちに新築を購入して速攻汚されたり壊されたら発狂ですし、車に関しても運転はできますし大好きですが、だからこそぶつけたら嫌なので(貧乏性)

 

また洋服やバッグなどはブランド物にそこまで興味はなく、子どもと遊ぶときはユニクロやしまむらなどのプチプラファッションと決めています。

とにかく動きますし、バッグの紐は子どもにかじられますし、砂場で砂まみれは日常茶飯事、雨の日も傘は子ども優先なので平気でびしょびしょです!

 

食べることは大好きなのでエンゲル係数はかなり高く食費はかけますが、推しがいるわけでもなく、大きな出費をあまりしません。

共働き期間もあり結婚約4年で700万円ほど貯金していました。

(ちなみに年収はざっくりですが、夫が750万、私が自営業で50万~100万ほどです。)

 

そこに、夫婦お互いの独身時代の貯金100万円ずつ計約200万を生活費の共通口座に入れ、約900万円を元手にCを選択しこの数年間生活をしていくことにしました。

もし今後金銭的に危機があったら身を粉にして働きます!!!!!