文字に起こしてみると、自分はかなり病んでいるのかも知れないと思う。


今の現状が幸せだと無理やり思い込ませていないか?


人生が何年間あるのかは不明だけれど、確率的に平均寿命まで生きるとすればまだ折り返してもいない。

いや、現時点で身体に不具合があるし、健康的な生活を送っていない自覚はあるので平均寿命までは無理か。

だとしても折り返したぐらい?


生物は子孫を残すために生まれてくるのは間違いないけれど、それは個々の話ではなく、例え自分自身の種を残さなくても人類として間接的にでも繁栄に寄与していれば意味はあるだろう。

それが社会の歯車になるということか。


この年齢になって自分が何をしているのかがわからなくなってくる。

若い人たちと話せば、そんなに難しいことは考えていない。

いや、年齢関係なく考えていない人もいる。


例えばエステに行って自分を磨くことにどれだけの意味があるのか。

何かの研究をして知識を高めることに何の意味があるのか。

命尽きればすべてなかったことになるのではないのか。


不満やストレスを溜めながら何かの為に邁進するのは素晴らしいことのように思える。

ただ、毎日酒を飲んで働かず、パチンコにでも興じる日々を過ごしている人の方が、実は本質を理解していて正しいのではないか。


もちろん生き方は人それぞれだけど、目的は同じのはず。

その目的とは、子孫を残すこと?

いや、ストレスフリーで好きなことだけして怠惰な日々を過ごすことではないのか。

そのためには、社会に貢献して富を得る必要がある。

結局、楽をするためには楽をしてはいけないということになる。

だから人は自分自身でマインドコントロールしたり、宗教に頼って本質から目を逸らすのかも知れない。


命尽きる瞬間に幸せな人生だったと心から言えるのか。

私は、今、命尽きるとしても後悔も心残りもない。

ただ、幸せだったとは決して言えない。