鞄が異常に重いのですよ。
電車の中とかで、ちょっと手首に掛けると吊革を持っていないと保持できないぐらいに。
僕は基本的に鞄を持つのが好きじゃないのです。
できれば手ブラで出勤したいぐらい。
だけどどう考えてもポケットに収まる量ではないのです。
そもそも、社会人として鞄を持たないというのも若干抵抗はありますが。
そういえば昔、超エリートでスマートな青年が、鞄を持たずに出勤してましたね。
理由を聞いたら、セキュリティ面を考えると何も持たないのがベストだとか。
頭のいい人特有の思考回路だと思いましたね。
僕は不安症なので、なんというか、備えあれば憂い無し、一年に一度しか使わなくても、いざという時にあれば助かるものは持ち歩いていたいのです。
絆創膏とかバイブローターとか。
とにかく重い。
一体何がそんなに重いのか。
夢と希望を詰め込み過ぎなのか。
あまりにも不可思議だったので、鞄の中を全部出してみました。
真っ先に思い浮かんだのは、そもそも鞄自体が重い説ですよ。
と思ったのですが、空にした鞄は軽い。
ジュラルミンケースでもあるまいし、ましてやヤンキーみたいに鞄に鉄板を装着しているわけでもないので、鞄自体が重いわけない。
取り出したものを一つずつ入れてみる。
ティッシュ×5
IDカード
絆創膏&ピルケース
薄いブリーフケース(中身は空)
ん?
当たり前だけど、ちょっと重くなった。
でも、まだまだイケる。
ハンドクリーム
鍵
ウォークマン
ウェットティッシュ
マウスウォッシュ
携帯歯ブラシ
うん。
ここまで来るとまぁまぁ重い。
一つ一つは大した重さじゃないのに、まとめると意外に重い。
まるで女子高生である。
そこに更に、モバイルバッテリー、USBケーブル、名刺入れ、カード入れ、財布が入ります。
重い。
なんか分かったような分からんような。
無駄なものを探してみるが、無駄なものは何もない。
強いて選ぶなら、モバイルバッテリーとウォークマンだけど、この2つに関しては、携帯しなくなると存在意義を失ってしまう。
仕方ないっすね。