ビールは大人になれば味が分かる。


お酒は慣れれば強くなる。


そんなわけない。


そんなわけないと思ってた。


そんなことある。


そんなことあった。


ビールなんて不味いし、

付き合いで嫌々仕方なく飲むものだと思ってた。


のどごし?


なんですか?

それ。


そんな僕も、

気が付けば毎日缶ビールを飲むようになり、

おっさん(先人)の言うことも、

やっぱりそれなりに根拠があるんだと実感しました。


ビールの味は何の味?


ビールを飲みながら、

アルコールに逃げてる。


そう思うんだ。


生きてくことを享受した証。


そんな気がする。


合法的にトリップしたいだけなら、

ウォッカでも焼酎でも日本酒でも、

度数の強いものを飲めばいい。


明日のために、

未来のために、

ほどよくトリップするためのビール。


とりあえず生。




ブログを書かない時期は、

堕ちてる時なのか、

安定してる時なのか。


辛いから吐き出すのか、

吐き出す気力も無いぐらいに辛いのか。


辛いしか選択肢が無いのがこれまた辛い。


書けなくなる。


愚痴や悪口さえも書けなくなる。


面倒くさいとはちょっと違う。


言葉が思い浮かばなくなる。


決して忙しいわけでも、

精神状態がどん底なわけでもない。


それなりに元気だし、

ブログを書くぐらいの時間もある。


それなりに元気だから、

文字にしたくないのかも。


どうせ暗いことしか書けないから。




先週の土曜日。


灼熱の午後、

桃ヶ池公園に迷い込んだ。


暑くて暑くて吐きそうで、

このまま池に飛び込んでやろうかと思ったけど、

池の濁り具合を見て一気にその気も失せた。


冗談抜きで病気になる。


どうせ死ぬにしても、

この池の底は勘弁だ。


僕が小学生の頃は、

土曜日の午後なんて子供がたくさんいたのに、

今はほとんど人がいない。


暑いからなのか、

釣りが禁止になったからなのか、

もう池で遊ぶような時代じゃないのか。


蜃気楼さえ浮かんできそうな灼熱の中、

池から顔を出す亀と、

ぼんやりテレパシーを通わせながら、

もっと澄んだ池、

緑あふれる綺麗な街になったらいいな、

なんて、

なんか適当にそんなこと考えてた。