中流家庭に生まれ、

みんなに愛されて育ち、

学校ではいじめられることもなく、

当たり前のように友人が出来て、

当たり前のように大学に進学し、

当たり前のように企業に就職する。


そこそこ良い人と出会い、

交際を重ね、

当たり前のように結婚する。


良い上司と部下に恵まれ、

当たり前のように仕事は楽しく、

スポーツバーでワールドカップを観戦する。


そんな人間が、

当たり前のようにSNSで社会問題について発言し、

その発言内容は、

当たり前のようなテンプレート偽善。



そんな人間いると思いますか?


結構いるんだよね。


だって当たり前だから。



そういう人達には、

リア充も非リア充も無い。


充実してるのが当たり前だから。




自分が不幸かと訊かれれば、

僕は不幸では無い。


じゃあ幸せかと訊かれれば、

僕は幸せでは無い。


人生楽しいかと訊かれれば、

楽しいわけが無い。


何で?って訊かれれば、

それが僕にとっての当たり前だから。



幸せの価値は、

自分の価値観次第。


貧乏でも孤独でも不細工でも童貞でもハゲでもチビでもキチガイでも、

自分が幸せならそれでいい。


その幸せは、

当たり前の人生のレールに乗った人が感じる幸せと大差ない。


幸せかどうかは自分で決める。


誰もが羨むような人生を送っても、

自分が幸せだと思わなければ意味がない。




綺麗事。


わぁ!キレイ(*^^*)



妬みや嫉妬、

劣等感や虚栄心。


そういうのを抱えて生きている人の方が僕は好きだ。



当たり前の人生を送ってきた人は心が綺麗だ。


人を憎むことが無ければ、

妬むことも蔑むこともない。


だから僕とは言葉が通じない。


それは価値観の違いであり、

「当たり前」の違いだ。



大した努力もせず、

大した苦労もせず、

それでも上手くいく人は上手くいく。


どんなに努力しても、

嫌でも苦労しても、

駄目な人は何をやっても上手くいかない。


人以上に努力や苦労を重ねているわけでは無いけれど、

何をやっても上手くいかない僕は、

少なくとも前者側の人間ではない。



努力してないように見えるだけで、

上手くいく人は見えない努力をたくさんしてる。


上手くいかないのは、

努力してると勘違いしてて、

まだまだ努力が足りないんだよ。


そんなことを、

平気で口に出して言える人間は間違い無く前者だ。


人間は皆平等だと思ってる。


ニュースやドキュメンタリー番組を見て、

その場限りの涙を流し、

悲しみをTwitterやFacebookでアピールしたら、

次の瞬間にはお笑い番組を見てゲラゲラ笑ってる。



闇なら光。


夜なら朝。


ひねくれ者なら「誰にでも好かれる明るい人」。



光なんて消えてしまえばいい。


朝なんか来なければいい。


「誰にでも好かれる明るい人」だったのに、

罪を犯して人生終了すればいい。



この世界は当たり前のように不平等で、

当たり前のように間違っていて、

当たり前だけど、

誰もが±0で終わるような世界では無い。



醜いアヒルの子は白鳥にはなれない。


黒猫は白猫にはなれない。


ポニーはサラブレッドにはなれない。


だけどただ一つ、

シンデレラは妃になれる。


その一つがあるから、

生きていける。


シンデレラストーリー。


アメリカンドリーム。


希望を胸に、

腐りながら生きていく。



こんな僕を、

人は皆ネガティブだと言う。


希望を抱き、

まだ何も諦めていないのに、

ネガティブだからダメだと言う。


人生のアドバイスでもしてるつもりなのか。


悪気は無いのか。


別にいいけど、

それ、

価値観無視の人格否定やからな。