春ですね。


今日、

自転車漕いでたら、

春の匂いがした。


春はあんまり好きじゃないんだけど、

まぁ、

過ごしやすくなるからいいか。


春と関係あるかわからないけど、

自分の手の匂いを嗅いだら、

ラスベガスの匂いがした。


急に懐かしくなって、

何もかも放り出して関空から旅立ってやろうかと本気で考えたんだけど、

そういうのって考えたらダメだよね。


考えると、

現実的になって、

躊躇いが強くなって、

また今度ってなる。


自分の人生が、

例えば仕事を失い、

親に心配を掛けるぐらいなら、

とっくに飛び立ってると思う。


でも、

放り出せないものがある。


「それ」が消えたら、

多分あと2年は掛かりそうだけど、

今まで築き上げてきたくだらないものを全部棄てて、

世界中の好きなところへ行こうと思う。


築き上げてきたものって言っても、

それは黒いゴミのような負の塔であって、

むしろ逆にすべて失った方がいいような気もするし。


結婚して、

子供が出来たなら、

簡単に投げ出せなくなる。


仕事も家庭も。


でもどうせ、

あと2年経っても5年経っても僕は結婚していない。


だから失うものなんて無い。


仮にアメリカで野垂れ死んでも、

後悔どころか本望だ。


絶対にもう一度アメリカへ行く。


目標とかそういうのじゃなくて、

絶対に行く。


最悪、

観光旅行でもいい。


5年以内には絶対に行く。


独りで。




つい最近までは、

結構、

結婚願望があって、

でもそれはどうせ、

多くの人のそれとは異なる願望なんだろうけど、

それはまぁ置いといて、

焦り、

というか、

一度は結婚するべきだ、

みたいな価値観を抱いてた。


でもさ、

ここ一週間ぐらいかな。


結婚してもいいけど、

しない方が楽しいかもな、

なんて思い始めた。


諦めの裏返しとかでは無く、

男女年齢問わず、

周りの既婚者の話を聞いてたりすると、

全然楽しそうじゃないし、

羨ましいとも思わなくなった。


なんか面倒くさそうだな、

って思うようになった。


そもそも、

仕事を捨ててアメリカをフラフラしたいって思ってるような人間が、

結婚に向いているわけがない。


結婚することによって、

自分のやりたいことを諦めなきゃならないのなら、

独りの方がいいかも、

なんて思ったり。


それは多分、

結婚したいと思える女性に出会って無いからかも知れない。


恋は盲目。


この人となら、

ずっと一緒に手を取り合って生きていける。


生きていきたい。


GReeeeNの「キセキ」みたいに。


そんなの感じたこと無い。


大抵の場合、

この子と結婚しても、

なんか面倒くさそう、

って思ってしまう。


いつか自分にバッチリ合う、

最高にぶっ飛んだ女性に出会えるのかな。


結婚とかするのかな。


未来のことはわからないけど、

例えばさ、

40歳童貞の人とかいるじゃん。


その人だって、

若い時は、

自分だっていつかはセックスする、

って思ってたと思うんだよね。


仮に無理だと思ってたとしても、

それでも心のどこかで、

さすがに一度はセックスするだろうと思ってたはずなんだ。


でも、

結局40歳童貞なわけで、

この先、

まだまだ何があるか分からないけど、

年齢だけで比較した場合、

今の僕が、

なんだかんだ言ってもそのうち結婚するのかな、

なんて思ってても、

蓋を開けて見れば、

40歳独身とか普通にあり得るわけじゃん。


既婚者は、

皆揃いに揃って、

「その気になればすぐ出来るよ。」

とか、

「気が付いたら結婚してるよ。」

とか言うけど、

最近は訝しんでて、

僕みたいな変わり者が、

本当に結婚するのか?

ってすごい疑問に思ってて、

10万ぐらい賭けてみたい気分になる。



ラスベガスの匂いの話が、

いつの間にか結婚観に変わってた。


こうやって、

自分の中で結婚を意識してるうちは、

結局はまだ願望はあるってことなんだろうね。


今日、

WBC準決勝が見たいから、

激しくズル休みしたいんだけど、

多分嫌々会社に行くし、

だから神様、

今日、

僕に合うぶっ飛んだ女性に巡り合わせてくれませんか?(*^^*)