2月14日って、

一年で一番くだらない1日だよね。


別にチョコレートをもらえないから僻んでいるわけではなく、

僕のくだらない人生にも何度かあった、

それなりに幸せな時期であっても、

この日だけは本当に憂鬱だった。


彼女に手作りのお菓子を貰っても、

家族にチョコレートを貰っても、

職場の人に義理チョコを貰っても、

煩わしい、

面倒くさい、

気分が悪い。


チョコレートが好きじゃないってのもあるかも知れないけど、

とにかく嫌だ。


「ありがとう」

この気持ちの無い言葉を発しなければいけないだけで憂鬱だ。


ホワイトデーなんて以ての外で、

自己満足にお返しなんていらないでしょう?



とは言いつつも、

その時の大切な人からプレゼントを貰えば、

それはやっぱり嬉しいわけで、

せっかくだから、

お返しはホワイトデーにする。


誕生日プレゼントみたいに、

相手のことを考えて、

色々悩みながらプレゼントを選んでると、

それはそれで楽しいし、

嫌いじゃない。



完全に矛盾してるようだけど、

やっぱりバレンタインデーはいらない。



義理チョコを配る人の神経が理解できない。


わざわざ、

「あなたのことは好きじゃないんですよ」

と言いながらチョコ渡して回るとか、

勘違いも甚だしいだろ。


興味の無い他人の自己満足に付き合わされる身にもなってください。


それでも無駄な軋轢を避けるために、

くそしょうもない笑顔を浮かべながら茶番を演じる。


くだらない。


本当に好きな人にしかチョコレートをあげてはいけない法律でも作れよ!



義理チョコなんて、

愛の無いセックスと一緒だろ。


終始愛想笑いを浮かべてるような相手と一緒に食事して楽しいか?



朝、

登校して、

ロッカーを開ける時のあのドキドキ。


そんなもんもうねーだろ。



そんなにイライラしなくても、

って思うだろうけど、

無意味な茶番が本当に嫌いで、

軽く流せるものもあるが、

このくだらないイベントだけは毎年イライラする。



旅行のお土産と一緒だよね。


他人の幸せで満たされるほど人間できてない。


他人の幸せは好きじゃない。


嫌いでもないが、

興味が無い。



やっぱり僻みとか妬みとか、

そういう種類の感情なのかも。


なんかこうやって文章に書くと、

自分の器の小ささと、

ネガティブ思考の真髄を露呈してて、

なんか恥ずかしくて情けない。