たまにリアルな夢を見る。


夢なんて大体リアルなものだけど、

なんていうか、

妙に鮮明で、

第三者的な視点ではなく、

矛盾のないストーリーが、

淀みなく展開していく。



先日も夢を見た。


それはまるで映画で、

和風ホラーとファンタジーが上手く噛み合っていた。


夢はよく見るけど、

大抵は現実にリンクしたもので、

大体は憂いでいることが映像で再現される。


でも今回の夢は、

まったく現実とはかけ離れていた。


いつも思うんだけど、

夢って多分、

深層心理だけではないよね。


現実とリンクするものは深層心理っぽいけど、

たまに、

この脳のどこから生まれて来るのかが不思議で仕方ない夢を見る。


僕は比較的、

見た夢は鮮明に覚えている方だけど、

それでもやっぱり、

時間が経つと朧気になって、

新しい夢を見ると記憶は上書きされる。


今回の夢だってそう。


もう断片的にしか思い出せない。


目覚めて、

記憶が鮮明なうちに、

メモでも取っておきたくなる。


たまに思うんだ。


この夢を映画化できたら、

一気にスターダムに登り詰めることが出来るんじゃないか、

って。


普段は、

面白いストーリーとか考えてみても、

自分がその時に一番刺激を受けてる小説や映画、

ゲームの二番煎じみたいな稚拙なものしか思い浮かばないのに、

夢では斬新で独創的なストーリーが展開される。


でも、

ストーリーはメモでなんとかなっても、

映像は簡単に残せないから微妙なんだよね。


頭に描いた風景を、

簡単にメモリ保存できるような仕組み、

そんなに難しくなさそうじゃない? 

今の先端技術で、

意外ともう実用化されてたりしないかな。


NASAとかCERNとかNERVとかで。



でもさ、

たまに、

例えば競馬のGⅠレースの前夜とか、

とても鮮明なレース映像を夢で見ることがあって、

勝ち馬とかわかる時があるんだよね。


これは予知夢だ!

なんて思って、

その通り馬券を買ってみたりするんだけど、

たった一度も当たった試しが無いんだよね。


夢なんて所詮夢なのか。


そもそも夢ってなんだ。


謎だなー。