例えば、

この先の人生において、

ニコラスケイジやアンジーと、

僕がプライベートで接点を持てるかと言えば、

それは限り無く0に近いと思う。



中場利一さんって知ってますか?

「岸和田少年愚連隊」とか書いた小説家。


数年前、

ある人を介して、

そんなに親しくなったわけじゃないけど、

プライベートで接点を持てる機会があった。


それは、

中場利一さんが大阪の岸和田に住んでるからってのも大きいと思うんだけど、

なんていうか、

僕からすればスゴい人だし、

人生、

何があるか分からないなぁ、

なんて思うわけで、

本を読むのもいいことだけれど、

やっぱり可能性を広げるなら、

現実社会で色んな人と関わらないといけないなぁ、

なんて実感したり。



日本には職業選択の自由が認められていて、

努力さえすれば、

弁護士にも裁判官にも総理大臣にもなれる。


昔みたいに、

生まれた瞬間から将来が限られているなんてことは無い(はず)。


何が言いたいかって言うと、

社会における自分の立場によって、

出会える人って全然変わると思うんだけど、

例えば、

一流会社に就職すれば、

それなりの人と付き合うことになるし、

社長になればもっと可能性が広がる(一概には言えないけど)。


別に、

上流の人たちが、

僕のような下流の人間よりも、

人間として「上」とは限らないけど、

比較すると、

やっぱり色んな面で「上」な部分は多くて、

僕がプライベートで戸田恵梨香に会おうと思ったら、

やっぱり少しずつでも上に昇っていかないといけないのかなぁ、

なんて思ったら、

なんだろう、

この世界には、

溢れんばかりの可能性が広がっているようにも思えるけど、

まだまだ格差のある不公平な世界だと再認識してしまう。



だけど、

だけどさ、

いきなり3億円の宝くじに当選する人だっているわけだし、

視野を世界に広げれば、

もっと色んな奇跡が日々起きている。


奇跡がどんな人に降りかかるかという話はとりあえず置いといて、

やっぱり、

可能性に溢れた世界なんだ。


可能性というか、

人生はいつ何が起こるか分からない。


明日、

死ぬかも知れないし、

街中で水川あさみに道を尋ねられるかも知れない。



変哲の無い毎日を過ごして、

将来に不安を覚えたり、

時に絶望したりもするけれど、

やっぱり生きてると嫌でも何かが起こるわけで、

でもそれが希望にもなり得るわけで、

今まで踏み入ろうとしなかった世界のドアを開けたり、

ちょっと視点を変えてみたり、

何かしらアクションを起こせば、

何かが起こる。


3億円だって、

宝くじを買わないと絶対に起こり得ない奇跡だし。



何が言いたいのか分からなくなってきたけれど、

一度切りの人生、

何をしてもいいんだ。


死ななければ。


そして、

人を傷付けなければ。





僕はただ、

自分が堀北真希と出会える可能性について考えていただけなんだけどね。