私は、いわゆる『教育虐待』を受けて育ちました。

 

『教育虐待』っていうと

・ひたすら高学歴を求めて勉強を強制する

・上記とは反対に、まったくの無関心

というケースが多い気がするけど

 

そういう意味では

私が受けた『教育虐待』は

かなりイレギュラーなのかも。

 

 

 

 

 

 母による『教育虐待』

 
うちの母は勉強が苦手で、勉強面で努力したこともないので、勉強や受験の大変さを理解していない人でした。
 
また、想像力が貧困なので人の痛みや気持ちを理解することもできない人です。
 
 
 
なので、子供の勉強のさせ方
 
もう大馬鹿ハートブレイク

 

  

 

①家にいる間は、1日中机に向かうことを強制する。

 

②数時間おきに、勉強しているか巡回監視にくる。

 

③その時、ちゃんと勉強していなかったら、

・子供の人格を否定するような暴言を吐きまくる。

・殴る、蹴る、腕を掴んで引きずり回すなどの暴力。

・子供の大事な物を破壊する。

 

 

母の暴挙はこれだけれはないのだけれど、

 

こんな日常が毎日毎日続くんですから、すっかりメンタルを病み鬱病になってしまった私。

 

 

 

ちなみに、私の通っていた高校は家から遠くて、

 

公共交通機関の始発駅から終点駅まで乗り、そこで乗り換えて、更に始発駅から終点駅まで乗らなければならなかった注意(クラスでいちばん遠い)

 

 

おまけに、両親の身勝手により不本意にも通わなければならなくなった学校で、

 

他校に出していた願書を勝手に取り下げにいかれ、この高校に出し直されたドクロ

 

遠い&不本意な高校に我慢して通うだけでもストレスなのに、

 

たった一度、学校から帰ってきた時、ひどく疲れていたのでベッドに横になったら・・・

 

『こんな時間から昼寝なんて、いい度胸だなムキー

 

と凄まれ、ベッドから引きずり出されて、何度も殴る蹴るの暴行をうけました。

 

 

 

こういう状況になると、いつも騒ぎをききつけて弟が様子を見にやってきて、私がボコボコにされてる姿を笑いながら見ているんですよ。

 

人が殴られてるのを笑いながら見てるとか、一体どういう思考回路なのか?無気力理解不能

 

 

ほんと、ク●家族むかっ

 

あの家族でまともなのは、私だけだと思うハートブレイク

 

 

 

 

こんな感じで、家にいる時は、昼寝をすることすら許されませんでした。
 

そんな毎日が続き、勉強する気になるはずもなく、机に向かうだけ向かって、サボることばかり考えるようになりました。

 

私は、もともと持久力&集中力がなく、反対に記憶力&状況把握能力は高く、短期集中型でそれなりの成績をとれるほうでした。

 

なので、長時間机に向かう意味が分からなかったし、苦痛でしかないし、そんなことをしてもパフォーマンス&モチベーションは下がる一方で、成績はだだ下がり。

鬱病になっていたせいもある)

 

 

その子によって、向いてる勉強法なんて全然違うのにねハートブレイク 

 

私の場合は、勉強時間を決めて、それ以外は自由にしていいよ!というルールにしたほうが、間違いなく伸びたタイプです。

 

そういうことに考えが至らない、想像力が貧困なお馬鹿さんなんです。うちの母は。

 

 

 

 

 

 

 母が『教育虐待』した理由

 

理由1:理想の押しつけ

 

母は、

 

『長時間机に向かい、コツコツ勉強&努力する子』

 

頑張り屋で素晴らしい子

 

という確固たる子供の理想像をもっていました。

 

 

 

だから、そういう理想的な子供になることを、監視&暴言&暴力で私に強制した訳です。

 

要は、『理想の押しつけ』です。

 

 

 

私自身は

『自分の目標を達成できる最低限の勉強だけして、他の時間は趣味や別のことに回したい』派。

 

いかに短時間で効率よく勉強しようか?ということばかり考えていました。実際に、そうして成績も残して来ました。

 

 

そんな姿が、

 

『頑張ってない!努力が足りない!』

 

『お父さん(官僚)に似てせっかく頭よく産んでやったのに、なんでお前は努力しないんだ!!ムキー炎

 

と、母の逆鱗に触れた無気力

 

 

 

『努力=時間』換算の毒母↑

 

こっちは、より効率のいい方法を考える方向で『努力』していたので、『努力』を『時間』で測るのは間違ってると思うむかっむかっ

 

 

 

なので、私が試験で満点とっても、

 「そんな簡単にとれる満点、意味がない!!ムキー

 という評価になる訳です。

 


模試では、志望校A判定しかとったことないのに、

「全然勉強してないのに(時間的な話)受かるはずない!!真面目にやれ!!」

と、客観的なエビデンスである模試の結果を完全無視して、怒鳴られ殴られる毎日。


(↑こんな感じで、毒母は資料の情報を正しく読み解ることができません。たぶん学習障害

 

 

無遅刻無欠席、部活で部長を務め、試験ではいつも学年ベスト5に入り、国立大の推薦を取っても、

 「そんな簡単にとれるなら、努力してないのと同じだ!!ムキーそんなやる気のない奴は大学に進学させない!!」

と怒鳴られまくって、奨学金にもサインしてもらえませんでしたよ・・・。

 

 


 

くっそ理不尽・・・むかっ

 

 

もーほんと頭おかしいよね。

うちの両親無気力

 

 

 

 

反対に、地頭はよくないものの(そこも自分に似て可愛かったようです)コツコツ勉強するタイプの弟は、

 

母の理想通りの美しい子供なので、目に入れても痛くないほど可愛かったハートようです。

 

 

 

 

はい。うちは姉弟差別&姉弟間の男女差別も凄まじかったですハートブレイク(毒親あるある~)

 

 

 

 

 

 

理由2:自分のコンプレックスを解消するため。

 

幸か不幸か、頭の出来は官僚である父に似た私。

 

子供の頃からずっと、学校の先生や社会的地位のある仕事に就いている保護者達、学生時代は教授に、

『この子は本当に賢い子だ!』

と、言われて続けてきました。

 

そのことに、すっかり気をよくしたうちの馬鹿母。

ろくでもないことを思いつきました。

 

 

母は、子供の頃から勉強が大の苦手。

(おそらく学習障害)

 

うちは親戚一同、わりと勉強のできる人が多いのですが、その中で唯一、うちの母だけが勉強できなくて、それがコンプレックスだったそう。

 

そんな母に追い打ちをかける出来事が。

 

学生時代、片想いをしていた大好きな男性に、

『馬鹿な女の子は好きじゃないえー

と言われ、こっぴどくフラれたんだとか。

 

それが、すっかりトラウマになってしまい『勉強できない』コンプレックスを拗らせまくっていた母。

 

そんな母も結婚し、後に子供が生まれました。

 

その子供(私)が、自分に似ず、勉強のできる旦那に似たので、

 

『これ幸いに』とばかりに、子供私)の頭を使って自分のコンプレックスを晴らすことを思いついた訳ですね電球

 
 

 

ね?

 

この思考回路が

 

もう大馬鹿でしょ?オエー

 

 

 

コンプレックスを晴らしたいのなら、自分で努力すればいいのに。

 

母的には、そうやって自分が努力するより、

 

子供を怒鳴って殴って鬱病にしてでも、

思い通りのに高校・大学に入れて、

思い通りの仕事に就かせて、

思い通りの人生を送らせることのほうが、

 

ずっと楽だったんでしょうね。

 

だって、そういう道を選んだんだから。

 

 

 

子供の人生を、自分の自己実現のための道具にしようとする母。

 

私の人生は、概ね母に乗っ取られました。

 

 

 

本当に、どうしようもない毒母ですドクロ

 

 

ちなみに、私は両親の妨害のせいで『高校→大学→就職』というごく平均的な生き方すらできなくなり、紆余曲折いろいろあって新卒フリーターになってしまった人間ですが、

 

(ガチの毒親育ちって、どんなに頑張っても、結局どこかで潰れるんだよね・・・)

 

そんな状況下にあっても、人から冗談でも『馬鹿』なんて言われたことないです。

 

だから、その男性が母を『馬鹿』と評したのは、何も勉強だけの話ではないと思うハートブレイク

(人として『お馬鹿』ってことだよねー)

 

 

 

 

 

 

 『教育虐待』の後遺症
&我が子の『教育』

 

あらゆる面で子供の健全な生育を阻害し、子供の努力や将来を台無しにする『教育虐待』。

 

私の場合は『勉強の強要』だけじゃなく、自分の進路に至るまで親に勝手に決められ親権で強制されながら生きてきました。

 

その影響は現在に至るまで及んでいるので、この『教育虐待』、私にとってはかなりのトラウマ。

 

だから、スパルタ教育していたり、子供の教育に必要以上に干渉している親御さんの姿を見ると、言いようのない気持ちになってしまう(´・_・`)

 

 

 

そんな気持ちになるには、もうひとつの理由が。

 

 

夫の両親は「勉強しろ」などと一度も言ったことがないそうで、進学も子供達の意思にまかせたそう。

 

だから、旦那は自分の意思と努力

『偏差値70の進学校』→『地元の国立大(旧帝大)』

に進学しました。

 

※本当はもっと上を狙えたけど、妹も進学を希望していたので、地元の大学に進学を決めたそうです。

 

夫の例があるから、

(勉強って、必要以上に親が干渉しなくてもいいんじゃない?)

(親による干渉って、あまり意味ない(or悪影響)んじゃない?)

と思っている部分があるのです。

 

 

夫も、

「いくら親が『勉強しろ』って言ったって、本人がやる気にならなきゃ、どうにもなんないでしょ。本人次第だよ。親がガミガミ言っても意味無いよ口笛

と言ってました。

 

 

また、一見順調に見える夫の受験(すべてストレート合格)ですが、それでも受験勉強はものすごく大変でストレスだったそう。

 

なので、夫は

(勿論、決定権は娘にあるけど)

『うちの子は、そこまで勉強頑張らなくてもいいんじゃ?』

と、思っているようです。

 

 

そもそも、身近に私のような例があるので(笑)
学歴なし新卒フリーターから、名の知れた大手に転職(正社員)ガーベラ
『学歴がなくても、学生時代勉強しないorできなくても、人間それなりに生きていけるのでは?』
と思っているようです。
 

 

そして、これが一番大きいんだけど、

うちの娘、生後間もない頃、とある手術を受けています。赤ちゃんの頃は病院通いも多かったです。

 プレ療育通いもしかり。

 

私も夫も

『娘が元気に生きててくれるだけで、幸せなことだよね。娘が笑顔ならそれで十分だよね』

という境地お願い

 

 

なので、私達夫婦は、子供の教育への介入は消極的なほうだと思います。

 

大学も、

本人が行きたければ勿論サポートするし、学費も用意するけど、

本人が行きたくないなら、それはそれで別にいいと思っていて。それはそれで、それなりの生き方があると思うし。

 

本人が幸せを感じながら生きられるのが一番キラキラだと思っています。

 

 

これ↑は、旦那の両親も同じ考えでしたが、

旦那&義妹は、

『偏差値70の進学校』→『地元の国立大(旧帝大)』

というルートを、自分で選択しました。

それはそれで、素敵なことだと思いますガーベラ

 

 

 

私が親になって悩んでいるのは、

 

我が子の『教育』について、どこまで干渉・介入すべきが、その境目が分からないこと。

 

上記の経験があるので、『教育』には過敏に反応しちゃうし、考え込んでしまいます。

 

(まとまな家庭で育たなかった後遺症だよなぁにっこり

と思う。

 

 

とりあえず今は、

 

義母に、旦那や義妹の当時の知育や勉強方法・親のフォローの仕方などを聞き、参考にしつつ、娘に適用できそうな部分について試している感じで進めてます。

 

また、もしも親が子供に『勉強してほしい』と思うのなら、『怒鳴ったり殴ったり』では当然なくてドクロ

 

いろいろ経験させてやることで、おのずと興味や関心をもってもらえる方向にもっていきたいなぁ、と思っています。

 

これから色んなところに連れていったり、経験をさせてあげようと、思いますニコニコ

 

 

 

いろいろ手探り中な毎日ですチューリップ