では、話を親父に戻しましょう。
とにかく厳しかった親父ですが、その厳しさには一本芯が通っていました。
それをまざまざと感じさせられたエピソードをご紹介します。
あれは小学5年生のとき。
市が主催する小学生ソフトボール大会が毎年開催されていました。
各学区で予選を行い、上位のチームが本選に出場できます。
毎年大会を心待ちにしていたのですが、この年は少々事情が異なりました。
何故なら…
チームの監督が、よりによって親父だったのです…
あぁ、神様はなんて過酷な試練をお与えになるのでしょう…(涙)
親父が監督だといっても、ぶっつけ本番ならまだマシだったのです。
叱られるのは、試合のときだけで済みますから。
ところが、私の地区では伝統的に何ヶ月も練習を重ねて試合に臨みます。
ですから、時間の融通が利く自営業の親父に白羽の矢が立ったのでしょう。
本当に迷惑な話です…
というわけで…
「こんなボール、当たっても痛くないわ!」
ボールから逃げると、体にボールをぶつけられたり…
父上様、普通に痛かったです…(涙)
念のため断っておきますが、私以外の子にはそこまでやっていませんので…(汗)
かくして迎えた学区予選。
幸運にも勝つ進み、本選への最後の一枠を争う試合にチームは駒を進めました。
