少年だったあの頃、天下の清流、長良川から学んだことをいつくかお話してきました。

 

 

友人たちと目を輝かせて喜び、腹を抱えて笑い、もちろんたまにはケンカをする。

 

その度に少年たちの感情は揺さぶられ心をふるわされ、大人になっていきました。

 

 

幼少の頃から毎日のように目にしていながら、いまだに見飽きることのない悠久の流れ。

 

長良川によって私という存在の一部が形成されたことは間違いありません。

 

 

それにしても、本当にいい時代でした。

 

今では子どもだけでの川遊びが禁じられていますから。

 

 

あんなに楽しくてバカになれる最高の遊び場が目の前にあるというのに…

 

これから生きていく上で、とても大切なことを教えてくれるというのに…

 

 

何とももったいない話です。

 

 

とはいえ、かりに禁止されていなくても、今の子どもは川で遊ばないか…

 

何しろ快楽をもたらしてくれる品々が、身の回りに溢れかえっていますから。

 

 

ですから時々考えます。

 

どちらの時代に生まれた方が幸せだったのだろう?

 

 

でも、どれだけ考えを巡らせたって、答えなど出せるはずがありません。

 

何故なら少年時代を過ごしたあの時代しか、私は知らないわけですから。

 

 

確かに今の時代を生きていますが、当時と同じようにはもう見えません。

 

少年時代には売るほど持っていた豊かな感性を失ってしまいましたから…

 

 

私も、そしてあなたも…

 

 

だから決して忘れてはいけません。

 

私たちが失ってしまった感性を、子どもたちは今まさに持っているということを。

 

 

そして恐ろしいまでの洞察力で、この世界から多くのことを吸収しているのです。

 

自分が子どもだった頃に思いを馳せれば、ご理解いただけるはずでしょう。

 

 

つまりあなたの言動はあなたが考えている以上に、子どもから見られているということ。

 

 

お天道様が見ているように、常に子どもも見ている。

 

よくよく肝に銘じておきたいものです。

 

 

 

 

【今回のまとめ】

 

◆子どもは常にあなたを見ている