こんばんは。
今日はお子さまの作品紹介です。
療育でクリスマスリースを作りました。

どーん!!

素敵でしょ?

このリースを題材に療育のお話。
記事と写真には関係はありません。
ご了承ください。

リースの作り方
<準備>
見本の作成
紙皿の真ん中をくり抜く
毛糸でひっかけるところを作る
緑と黄緑の折り紙を4分の1に切る
飾りの印刷
シールの用意

①緑と黄緑の折り紙をちぎる
②貼る
③飾りを切る
④貼る
⑤シールを貼る

楽しい工作🎵

でも、そこには指先のトレーニングがたくさん!!

ちぎる
ぬる
貼りつける
切る
シールをとる
シールをはる

不器用で書くことが苦手なお子さま、
目と手がうまく連動しないお子さま、
目で物を追うのが苦手なお子さま、

書くのが苦手

にも、様々な理由があります。

「さぁ!書こう!!!20回書こう。そしたら覚えるよ!」

「え?覚えられないの?」

「じゃ、30回書こう。そしたら、覚えるよ」

「え?また間違えたの?」

「じゃ、50回、いや、100回書いたら覚える。100回やれば絶対、大丈夫。」


大人の言葉を信じますか?
100回で解決するでしょうか?

それに疑問も苦痛も感じないお子さまはいいかもしれません。
いや、良くはないですよね。
うんこの漢字ドリルが流行るのは何故でしょう?
子どもがうんちが好きだから?
使い方や意味から楽しく学べるからです。

今回のリース作りの時間を書き取りにしたら、楽しく指先のトレーニングができたでしょうか?
リースを見るたびに満足感や達成感を感じるかもしれません。それをお父様やおじいちゃんやおばあちゃんが見て、感想を言ってくれるかもしれません。
きょうだいが言ってくれるかもしれません。
きっと、ほめてくれたり、関心を示したりしてくれるでしょう。
こんなものを作って!!と怒鳴ったりはしないでしょうから。

療育は、その場の楽しさや満足だけでなく、楽しい循環、連鎖を起こしていくこともできるのです。

書き取り100回を飾るのとリースを飾るのを想像してもわかりますよね。

もちろん、書き取りのように体で覚えるのが得意な子もいます。

書き取り=悪

ではありません。

漢字の学習法=書き取り➡️悪

なのです。


その子にとって、を考える柔軟性と発想力が大切です。

そこを楽しめるようになったら、最高です!!