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『「仲良くする」と言うこと』
よく、大人は子どもに「仲良くしなさい」と言うことが多いように
感じる。
果たして、誰とでも仲良くできるのだろうか?
新しい友だち、出会って数ヵ月の友だちのそれぞれの良さをすぐに
理解するのは難しい。
子ども同士では気づかなかった相手の良さが大人の仲介によって気
づくことは多い。
そこには、大人の援助が必要だと思う。
しかし、気が合うから一緒にいたいと思うことは多いが、
元々気が合わないのに「仲良くしなさい」と言われるのは、子ども
にとって苦しいこと。
だって、
子ども「僕はあの子が苦手だな」
大人「みんなと仲良くしなさい」
子ども「苦手なのに?僕は嫌だけど、大人には仲良くしなさいとい
われるし、どうしたらいいの?」
と、自分と友だちと大人との板挟みになっていまう。
たしかに、「仲良くしなさい」の言いたい理由は理解ができます。
みんなと仲良くできることが理想であるかもしれない。
しかし、子どもだって同じ人間。
たしかに、大人より頭が柔らかいから、
最初は苦手だった子の認識が変わり、誰よりも気の合う友だちにな
ることはあるけれど、
どうしても合わないって感情が生まれるのは子どもだってあること
。
『大人』こそそうでしょ?
誰とでも仲良くできる大人はいないと思う。
『子どもだから』と思うことがるかもしれないが、
『大人』が感じることあれば、『子ども』も感じることも同じこと
はある。
子どもも大人と一緒で、
気の合う合わないを見つけながら、友だちを築き、どう楽しく過ご
していくのかを模索しています。
だから、『みんなと仲良くしなさい』は、難しい。