読んでいて感動して、うるうるして、体に落とし込んだ感覚を感じたら、ふっと、そこから消えて、何も感じなくなって読むのを止めた。
こうやってここまでやってきた。消えることは嫌ではなくて、楽で、心地よくて。

感じないようにする自分、逃げる自分にさよなら。
元々ある感覚を一つ残らず思い出して拾い集めよう。


ちるこ