2016年10月17日(月)
いよいよ旅のハイライト、熊野古道・中辺路へ。
古道歩きの里「近つゆ」に車を停め、スタート地点の「滝尻王子」まではバスで移動(730円也)。
早朝からの大雨で完全装備で備えていたのに、滝尻に到着した頃には
すっかり晴れ空に。
熊野の神が味方してくれたのかしら。
滝尻にある熊野古道館で押印帳(100円)を購入し、1つ目の押印を済ませ朝10時、散策を開始。
いきなりの急な昇り坂で、息があがり、一気に汗だくに。
「オハヨウゴザイマス!」と歳上(に見える)の欧米人パーティにあっさりと抜かされる。
これは散策じゃない。トレッキングだ。軽い登山と言ってもいい。
寒さの心配ばかりしていたが、暑さ対策のほうが必要だった。
3つ目の押印所「高原熊野神社」を過ぎると、ちょうど良い休憩ポイントがあり、雄大な景色を眺めながら昼食タイム。
前日にイオンで買ったおにぎりがウマい!
道の駅七里御浜で買ったみかんは体に染みた~。
それにしても驚いたのは、歩いている95%が欧米人。
二日間で出会った日本人は一人だけ。
いにしえの熊野参詣道で、まさかの疑似海外旅行を経験するとはビックリ。
ほとんどが「跡」ばかりの中辺路で、唯一と言っていいほど形に遺っている牛馬童子
「近露王子」に到着したのが17時。
休憩を含めて所用時間は約7時間だった。
ガイドブックには5時間とあったけど2時間の時差は大き過ぎる。
そんなにスローペースでは歩いていないから、あまり参考にならない。
宿泊は渡瀬温泉にあるキャンプ場、渡瀬緑の広場キャンプ場(テント2泊/3,520円也)。
ここをベースに翌日の後半戦に備え、22時就寝!