那須の非電化工房さんへ行ってまいりました!
http://www.hidenka.net/jtop.htm

藤村先生は、ただエコな発明をするだけの方ではなく、思想・哲学・生き方など本当に素晴らしい方でした!

エコヴィレッジや自給自足の話などしましたら、うちに弟子入りすればよかったね~とおっしゃっていただきました。(1年間のW.W.O.O.F.er ( 住み込みの弟子 )の募集があり、丁度第一期が9月から始まったところです。 年齢制限で断念してたんですが。。。)

W.W.O.O.F.erのみなさんは、この3週間で、畑を耕し、作物を植え、チェーンソーと斧で1年分の薪を割り、小さなショベルカーで土を 50メートル掘り水道をひき、今自分たちが使うベッドを作っています。(水道局に、水道を敷いてもらうと1メートル1万円かかるのですが、自分でやると1 メートル120円の塩ビ管+重機のガソリン台で済むそうです!) 今後は、1坪2万円!の住宅作成・非電化カフェの建設等をするそうです。 1坪2万円の 住宅建築にはかっぱもお手伝いに行こうと思っています。

■モンゴルでのプロジェクト

藤村さんは、モンゴルに赴き、現地の人が製作・購入できる非電化冷蔵庫や馬力発電機普及のプロジェクトを行っています。モンゴルの遊牧民の年収は 2万円くらい。非電化冷蔵庫を現地の人に羊1匹分(7千円くらい)の製作費で作成させ、羊2匹分の価格で販売しています。(利益はモンゴルの製作・販売者 のもの) 

モンゴルでは羊は貴重な収入のもと。食用にすれば一匹で家族5人が二週間くらせるのですが、夏場は肉が3日で腐ってしまう。なのでこの非電化冷蔵庫を考案されたそうです。

放射冷却を利用した非電化冷蔵庫ですが、空気の澄んだモンゴルの地では、真夏の30度くらいの気候でも、4度~6度をキープできたそうです!

■モンゴルに設置している簡易型の非電化冷蔵庫

ちきゅわ かっぱえでぃしょん


ちきゅわ かっぱえでぃしょん


ちきゅわ かっぱえでぃしょん


これを、ゲルの北側の土に埋めるのです。 モンゴルの乾燥した大地はよい保冷剤になるそうです。

■非電化工房さんに設置してある、ゲルの実物
(日本の雨に対応するため、外側はビニールシートで覆ってあります)


ちきゅわ かっぱえでぃしょん


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