大学のときのお友達冨田ひろみさんが、翻訳したミステリーがこれ
出版されたよーと連絡いただいたので、さっそくweb紀伊國屋で購入
少しでも彼女の印税収入に協力しなくちゃね!
- 列車に御用心 (論創海外ミステリ)/論創社

- ¥2,100
- Amazon.co.jp
でも読んでみてびっくり!
だって、イギリス文学特有の比喩、たとえが満載で、しかも理屈っぽい説明の多いセリフ、訳すの大変だったろーなと。
訳すだけじゃないものね、翻訳だから文章の流れを損なわないように、時代背景とか状況、登場人物の性格なんかを考慮して、原文をうまく日本の言葉にあてはめないとだし。
翻訳が素晴らしい!って原文読んだわけじゃないけど。
それだけで私は彼女を尊敬するよ。
最初は、すごい!こんなの翻訳するなんて!ってことに目を奪われたけど、次第にストーリーに引き込まれ、フェン教授(主人公)のなぞ解きにいっしょに参加して、えっーーーーて唸ってました。
ストーリーは短編になっていて、作者がはじめに「未知なる物語との刹那の出会い」が短編小説の魅力である、と言っています。
そして、作者は謎を解明する手がかりをすべて作中で与えているそうな。
フェン教授に対抗して、なぞ解きをしながら読んでみて。
私は一向になぞが解けなかったけど。