The 12 Days of Christmas | 地球塾イングリッシュスクールのブログ

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The 12 Days of Christmas


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欧米では誰もが知っているクリスマスの定番ソングです。

ジャマイカでもよくこの曲が12月になるとかかっていたものです。

毎年1冊ずつコレクションしています。今年で5冊になりました。

どれも絵がすばらしく、画集を見ているようで、絵としても十分に楽しめます。


クリスマスの12日とは、12月26日から1月6日までを指します。

この期間に恋人が愛する人へ贈り物をするわけですが、それがなんとも奇妙な贈り物なのです。


On the first day of Chiristmas, my true love sent to me.

A partridge in a pear tree 梨の木にいるウズラ


2日目は

Two turtle doves 2羽のキジバト


3日目は

Three French hens フランスのめんどり


4日目は

Four calling birds 4羽のさえずる小鳥


5日目は

Five gold rings 5つの金の指輪


6日目は

six geese a-laying 6羽の卵を生むガチョウ


7日目は

seven swans a-swimming 7羽の泳いでいる白鳥


8日目は

eight maids a-milking 8人の乳搾りをする娘


9日目は

nine ladies dancing 9人の踊る貴婦人


10日目は

ten lords a-leaping 10人の飛び跳ねる領主


11日目は

eleven pipers piping 11人の笛を吹く笛吹き


12日目は

twelve drummers drumming 12人のドラムをたたく鼓手


この歌は、16世紀にイギリスで作られました。

エリザベス1世によって『統一令』が出されると、カトリック教徒の信者は公然と自分たちの信仰を実践することができなくなったのです。

そこで、カトリック教徒は自分たちの信仰を盛り込んだこのわらべ歌を作りました。

この歌に自分たちがカトリック信仰を示す暗号を盛り込んだのです。

一見、こどものわらべ歌のようにみえますが、実はひとつひとつに別な意味があるというわけです。

その意味に関して興味のあるかたは、ここでは書きませんのでお調べください。


でもそんなことはさておいて、この歌は、12までの序数が学べるので、毎年生徒たちに歌わせています。

six geese a-laying の a-layingは現在分詞で名詞geeseを修飾しているのですが、これはマザーグースの中によく出てくる古語英語ですね。 昔は現在分詞の前にa-という接頭辞をつけていたみたいです。

そんなことを説明するのは、中3になってからですけどね。


とにかくこの歌はメロデイーもきれいだし、覚えやすいので、みんな大好きです。

今年はこれをボードゲームにしてみました。


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2個、または1個のサイコロを振って出た目の数に該当する言葉を言えたらそこの陣地をとるというようなゲームです。

たとえば、1と3が出たら、4なので 4 calling birds!と言えれば中にある4の絵のところを取れるというものです。すでに誰かがとっていたらとれません。

これは算数も組み合わさっているので、頭のいい運動になりました。


1+3はいくつ?というのは、英語でWhat is 1 plus 3?

計算も早くできて、英語もすらっと言えることと運もよくないと陣地は取れません。

単純だけど、今の子供たちはボードゲームなんてしないから、以外にはまってくれました。