朝、お花に水やりをしていると、突然目の前に大きな犬が!!!!
あまりの突然のことにびっくり!
しかもすごく大きい!
シベリアンハスキーみたいな犬がウチの庭にいるう~
えーーーー なぜ? なぜ? どこからきたのー?
見ると首輪もしてない、逃げ出してきちゃったのかな?
なんて思っているうちに、塀を飛び越えて外に飛び出してしまいました。
一瞬のできごとだったけど、私のささやかな朝に一瞬の衝撃を与えてくれました。
そこで、
迷子の犬といえば、先日買ってきた絵本にこんなのがあります。
2002年にコルデコット賞をとった本で、日本では、「のら犬ウイリー」という邦題で出版されています。
“The Stray Dog”
strayとは、道に迷った、さまよっている、という意味です。
ある日、ある家族が公園にピクニックに出かけます。
そこにおなかをすかした犬が迷いこんできました。
家族は犬に食べ物を与えたり、一緒に遊んだりして、その犬をWillyと名付けます。
連れて帰りたかったけど、多分どこかの犬にちがいない、ということで、犬を残し、そのまま帰ってきたのです。
でも、家族は犬のことが頭から離れません。
土曜日にまた公園に出かけます。
すると、dog warden(監視員)に追いかけられているWillyの姿が。
子供たちは、自分たちのリボンやベルトを外して、Willyのcollar(首輪)とleash(ひも)だといって、監視員に自分たちの犬だと言って、家に連れて帰ります。
というすてきなお話です。
これと同じようなことが家でもありました。
以前家で飼ってた犬もやはり、stray dog でした。
武蔵が練習試合をしていた熊谷運動公園で、次男が拾ってきた犬だったのです。
多分生まれてすぐ捨てられた犬だったんだと思います。
あまりにも小さく、か弱くよたよたと歩く姿が痛ましくて、とうとう家に連れて帰ってきたのでした。
よく見ると体中にダニがついていて、貧血気味になっていたせいで、よたよたと歩いていたんでしょうね。
ひとつひとつダニをとり、食べ物を与えて、だんだん元気になってきました。
犬種はよくわからないけど、たぶん秋田犬の類ではなかったかな。
成長するとすごく元気がよくて、まるで、息子たちが小さかった時みたいにやんちゃでした。
でも、その犬も1年たたないうちに、バイクにひかれて死んでしまったのです。
そのあと、悲しくて犬を飼う気になれませんでした。
そんな思い出もあって、この本はお気に入りの1冊です。




