いよいよモンロー研究所で行けるところとしては最長距離への飛躍が

始まります。

六月初夏のバージニアは暑いので、私はTシャツ一枚でブースに

横たわりました。

ヘッドホンをつけるとさっそくガイダンスが聞こえてきました。


私は肉体よりも大きな存在です。

それは物質の支配を超え、物質以上のものを知覚できるからです。

この探求は意識の広がりに貢献することが目的です。


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ヘミシンクの周波数もどんどん上がっていきます。

波動砲発射に似た音を感じだ瞬間、突然私は空中に打ち上げられま

した。

父も祖父も健一もどんどん小さくなります。と同時に私は身体の形を

した殻をすべて脱ぎ捨てました。


光の中をエネルギー体だけで突進します。

自分で飛んでいるのではなく、何かに引っ張られていくような感覚です。

前方の星が私を引っ張っているようです。

そのときいきなり加速されました。

まるで映画の「スターウォーズ」のフォルコン号が高速領域に入る時

のように、無数の光の点が後ろに飛びました。


ああ、綺麗だ・・・・・・。

次はカールセーガン原作の映画「コンタクト」のように、ワームホール

のような光のトンネルを、おそらく光速以上で飛んでいました。


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すごいスピードで光の中を突進します。

通過の体験時間としては一分はあったかと思います。

どうなるかと思った反面、どうなってもいいやという感じもしました。

これだけ強烈な体外離脱の体験は初めてでした。

この一分間の体験のためにだけでも1495ドルは決して高くありません。


銀河宇宙のようなものが見えてきました。光の通路はそこに続いてい

ます。

行く先に光の点が見え、それが出口だとわかった瞬間、私は向こう側

の世界に飛ばされる形で出てしまいました。


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私はまるでゆりかごの中に入った時のように安心感を得ていました。

この安心感は何でしょうか?

危険ではないという安心感・・・・違います。

孤独ではないという安心感・・・・違います。

恋人から愛の確信を得たときのような安心感・・・・違います。

子供にころ、両親のもとに帰ったような安心感・・・・違います。

もう何も飾る必要がないという安心感・・・・。


そうなのです。

私は何も飾る必要がないと感じました。


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顔の無い存在たちの向こうに何千人という人たちが私を見ています。

最初に取り囲んでいるのは私の家族でした。

私の家族は喜んでいました。

私も笑いかけました。

なぜこんなところで家族に会うのでしょうか?


その次の列にいるのは両親・・・・。さっき会ったばかりの父の顔が

あります。

次は私が高校の頃に付き合った人たちでした。

その次は大学でした。

小学校、中学校の友達もいます。


今関係ある人たちもいます。外人もいます。モンロー研究所で知り合

った人たちです。


そういう顔たちが、宇宙空間に浮いています。

彼等にはエネルギーを感じます。私にエネルギーを送っているのです。

その人たちにエネルギーのおかげで、フォーカス35は光に満ちています。

外からの光ではなく、明らかに彼らの発するエネルギーです。


彼らの顔の中には私が見たこともない顔もいます。

もしかすると私がこれから会う人たちでしょうか。

彼らのすべてが私にエネルギーを送っています。

ああ、私はやっぱりすべての人とつながっていたと思いました。


「私はすべてです」という最初のメッセージは本当でした。

その中には私が憎んだ人もいました。

彼等も光り輝いて私にエネルギーを送っています。

人間は死ぬと生前に会った人たちと再び会うと言われています。


いじめたひとはいじめられた人の気持ちがわかるといわれます。

それはきっとこの現象だったかも知れません。

でも目には目をという、ある種の復讐に似た形ではなく、お互いに

祝福しあう形でも再会なのです。


彼らの顔の下には今上がってきたフォーカスレベルのリングに似た

ものが、地球系を取り巻くように光り輝いていました。


私たちの星はこのリングによって生きている、あるいは生かされている

のかもしません。それはスペースシャトルなどからの映像とは違って

いました。

青い地球ではありません。七色のエネルギーが渦巻いている宝石の

ような地球でした。


「不思議の科学」森田健 著作


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ちょっと引用分が長くなってしまいました。

あまりに壮大で宇宙と自分の映像が見えてくるような文章で

出来るだけそのまま使いたかったからです。


これは一人の体験ではあるけれども、一人一人は繋がっている、

みんなが光の存在で助け合っている、ストレートにそのようなメッセージ

を感じます。



さて昨日ですがうちの娘、時々・・・”夜泣き”のような?現象なんですが、

いや泣いたら止まらない、そして何を言っても泣くだけで答えない。


それが昨日2回ほど起きました。

無いか恐い夢でも見たのか?それとも学校で嫌なことでもあったのか?

もしかしたら、過去世を思い出して泣いているのか・・・・

もしかしたら、何かが取り付いてしまったのか?

そのように思えるほど泣いて暴れます。

もちろん、そういう時は怒らず、大丈夫だよ、お父さんはここにいるよ。

と言って落ち着かせようとしますが、なかなか落ち着きません。

でも、10分くらいするうちにようやく収まります。


今日、娘に聞いたら全然覚えていない、抱っこして2階まで上がって

落ち着かせようとしたのも覚えていない。


たぶん・・・覚えていないだろうなぁ・・・と感づいてはいたものの

やっぱり覚えていなかった。

いったい、この現象はなんなんでしょうか、

ただの夜泣きなんでしょうか。