「次のセッションで真っ先にドアに行きました。

「例の質問をしてください」

「あなたは誰ですか?」

「私は誰でもありません」

次の瞬間、ドアは壁から離れて私の体と合体しました。ドアの向こう側の

空間は光に満ちていました。


ドアは私と合体する瞬間に次のメッセージを送ってきました。

「わたしはあなただったのです。あなたは自分自身と対話していたわけです。

そのことにあなたは気づいてもいました。

ですから毎回挑戦してきたのです。あなたはとても大きな関門をクリアー

しました。」


私はドアの向こう側の空間に足を踏み入れました。薄暗い地下室だった

はずなのに、新しい世界は光に満ち溢れていました。


光の中に入っていくと、コビト君が光に包まれて見えてきました。

その顔は笑っていました。

私は自分の息子に成長させられたのでしょうか?

「健一、これはお前のしわざか?」

「とんでもないよ、全部パパが選んでやったことだよ。」


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「私は誰でもありません」という日本語を英語に直すと「I am not anyone」

となります。これをさらに日本語に直すと、「私は、他の誰でもない、私です」

となります。

つまり私はだれでもないというもうひとつの意味は。私は宇宙でたった

一人の、かけがえのない私であるという意味になります。


私やあなたは、全宇宙にに匹敵する価値を持った存在なのです。


さて、「私は誰でもありません」という日本語は、もうひとつの英語で表現

に直すことができます。「I am nobody」です。no とbodyを切り放せば、

「私は肉体のない存在です」となります。


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次のセッションは地球の内部へ入っていくというものです。

開始するとすぐに私たちは大気圏外に導かれました。


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私はどんどん内部へ向かいます。もうすぐ中心部だというところで

奇妙な風景に出会いました。中心部からなにかが湧き出ています。

そのすぐ脇からなにかが吸い込まれています。

近寄ってみるとそれはエネルギーのながれのように見えました。


エネルギーの流れはフォーカス27よりもっと上の世界から来ている

様子です。


この風景はまるでどこか上の世界にある心臓から送られた血液が地球

を循環し、再びもとの心臓に帰っていくように見えます。


地球のバイブレーションを感じてごらんなさい、という指示が来ました。

私は地球に話しかけました。

「地球さん、あなたも生きているのですか」

「・・・・・・・・・」

残念ながら、言語化された返事は返ってきません。

でも私は感じたバイブレーションは

「もちろんです。私も生き物です」


というメッセージでした。

私はさらに質問します。

「あなたのエネルギーはもっと上の次元から供給されているのですね。

それを使ってあなたは生きている。つまり、あなたは生かされているの

ですか?」

また言語にならない返事がきます。

「そうです。でもそれはあなたたちも同じです」

「同じ?私も地球と同じように何かに生かされているのですか?」

「生かされているという意味は上の次元からエネルギーが供給されて

いるという意味です。私たちは生かされいると同時に生きています」


「不思議の科学」 森田 健 著作 


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結局、著者は体外離脱して、何度もそのドアと問答をし、その結果、

自分自身と対話していた、ということに不思議な感動を覚えます。

しかも、霊世界の息子は「全部パパが選んでやったことだよ」と

言うことに、それは精神の自分が気づかない、魂の大いなる自分が

やっていたこと、精神の自分に気づかせるためにやったことと

いうことですね。


そして、著者は私たちのことを「私は宇宙でたった一人の、かけがえ

のない私である」という、素敵なプレゼントの言葉を贈ってくれました。

おぉ~これはSMAPの歌ではないですかニコニコ


そして、地球の話では地球は生きているということですが、アマーリエ

さんの著作でもこのことを取り上げています。


地球に限らず、太陽も金星も、火星も月も・・・魂が宿っている。

地球の石油や資源は地球の血液のようなものとも言われていました。


地球も私たちも生かされ生きているともありました。

わたしたちは一人一人であるけど、かけがいのない一人一人であり、

また地球やすべてのものに繋がっていて、根源神からエネルギー

をいただき、生かされ生きているということなのでしょうか。