僕の体験です。

お袋、兄貴、妹は信心をしていました。親父は信仰はしていません。

でも昔からUFO関係のサークルに入っていました。

僕は専門学校に入る前はほとんど信仰はしていませんでした。

しかし、学生にになって誘いもあって、兄貴もやるようになって、

自分もそろそろやらなければならないのかなぁと思っていた頃です。


僕はバドミントンを高校時代からやり始め、メキメキ上達し、地域では

結構な強さになっていました。チョキ高校を卒業してから、地域にバドミントン

クラブ部に入り、対外試合も行くようになりました。


そんな時、埼玉県の対外試合で車で一時間以上乗って目的地の

体育館に向かうことになったのです。


実は僕はそれには非常に不安がありました。ガーン

一時間以上も車に乗って行くなんて考えられなかったのです。

と言うのは、僕は大の車酔いの達人だったからです。


小学校の時のバスでの社会科見学、電車での遠足、毎回、

必ず酔ってしまい、○○袋を用意していつもそれは完璧に使用して

いました。みんなにとって、楽しいはずの社会科見学は僕にとっては

憂鬱この上なかったのです。おそらく学校で一番だったに違いありま

せん。何せ、車で5分も乗っていたら、胸がムカムカに

なってしまう子でしたから。


で、そういうわけで試合前には体調を整えて試合の臨むのは

スポーツ選手にとっては一番大事な事ですから、それなのに、

ある程度は酔いにつよくなってはいたものの、体がフニャフニャに

なることは必然でした。試合に勝てないというより、道中でみんな

に迷惑をかけてしまうと不安もありました。


もう、こうなったら、祈るしかない、僕は一時間、御本尊に向かって

南無妙法蓮華経と唱え続けました。

そして、足は痺れ、やっと一時間たちました。

体験話はいろいろと聞いていたものの、一時間唱えたものの、

不安はぬぐいきれませんでした。


そしてメンバーの所に集まって車でみんなで乗車。

車は目的地に向かって発進。

だけど、僕の心はいつ酔うかもしれない。酔うかも知れない。

と思いつつ、まだ、酔わない、まだ酔わないなぁ・・・って

感じで終に試合会場に着くことが出来ました。

一時間も、一時間も車に酔わなかった・・・・。


これが自分にとっての体験であります。

決して暗示にかかったわけではありません。そう、常に不安が

あったのです。


ブログにも書きましたが決して、祈って”酔わない”って確信が

出来た、わけではありませんでした。


だから不思議なのです。今でもそのことは僕にとって、あまりに

”酔う”ということに不安があったにもかかわらず”酔わなかった”

という事実が大きくて、それが僕の信仰の原点になっています。


会社に就職し、自分で運転するようになってから、徐々に車酔い

から開放され今では全然平気になってしまいました。


だからかもしれませんが人を乗せて車を運転するときは、人が

酔わないような運転(急発進、急加速、急停止は駄目)を心がけ

るようにしています。