マントラは、古代のインドで使用されていた、祈りの言葉です。
日本では「真言」として唱えられ、ヨガ、瞑想などで用いられています。
マントラはサンスクリット語で、
「マン」は「こころ、意識」、「トラ」は「解放」を意味します。
マントラを唱える言葉の意味よりも、マントラが持つ音の振動に重きが置かれます。
そのため、振動的な音となります。
マントラはサンスクリット語なので、私たちはその意味を理解することができません。
しかし、マントラの音は、人間の無意識の中に刻まれ
例え、意味がわからなくても、マントラの振動は、私たちの心、身体、そして精神に影響を及ぼします。
音節の繰り返しで、心を落ち着かせることもできます。
マントラの正しい振動により、振動の不具合を治療するのですが、
なんと、マントラには、下痢、嘔吐、便秘、ウイルス攻撃、インフルエンザ、感染症、
骨折、出血などのトラブルを癒すマントラがあるのです。
聴覚としてマントラの振動を受け取るだけでなく、
触覚を経由して、振動を受け取っている可能性があります。
マントラが薬であるなら、五感を刺激するもの全てが「くすり」となるのではないでしょうか?
五感を刺激するもの、
つまり、自然が与えてくれる恵み、すべてが、私たちの「くすり」なのです。