岡山県井原市高越山城跡 | 史跡散策

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古代からの歴史や史跡散策が趣味です。
プロフィール写真は、備後・福山城

北条早雲の故郷は、伊勢説、京都説、備中説などがありますが、専門家の小和田哲男氏

の研究で、備中国江原の荘が有力になっているようです。

 伊勢新九郎盛時(後の早雲)の父の伊勢盛定が備中の江原の荘を領した時、同地の

高越山に築城して、新九郎は少年期を過ごしたようです。

 高越山城から西に約2Kmの処に、盛定が古潤仁泉を開祖とした曹同宗法泉寺があり、

この寺で若い新九郎は、古潤仁泉から教育を受けたと伝えられています。

 先日、偶然法泉寺の先納住職に具に説明を受けました。

 なお、寺内には、①伊豆の修禅寺の摺り袈裟

            ②平盛時禁制の書

            ③盛定、盛時の供養の宝篋印塔があります。

高越山は、標高172.6mで今は頂上付近が公園になっている。

 

 

 

 

 

 

 

添付している真ん中の画像の中央の山が高越山です。

また、古潤仁泉(1379~1458)は能登総持寺の96世住職を務め丹波の玉雲寺から伊勢盛定に

招かれてて法泉寺を開いたといわれている