最高の職場
登場人物を紹介しておきます。
Bさん ・・・ベテランの先輩パートさん
Cさん ・・・ ベテランの先輩パートさん
BさんとCさんは大変仲が良いです。子どもが同年代と言う事で、お互いの家を行き来していたようです。
Dさん ・・・ 私と一緒に入社した新人パートさん
働き始めて、最初のイベントがあった日の出来事です。
その日は、いつもの倍以上忙しく働いていました。お寿司も追加・追加で何パック使ったかわからない程でした。
ネタを切って持ってきてくれる 鮮魚部門の社員の方も追加の依頼が多いので、何切れ切ったかなんて覚えていなかったと思います。
そして、そんな忙しかった時間もだんだんと落ち着いていき、そろそろ退勤時間が近づいた時、先輩のBさんが言いました。
「もうお寿司のストックが結構あるし、このネタ余っちゃうんじゃない?ネタは少し薄めに切ってあるから、お刺身としても売れないし!」
そして何やらゴソゴソとやり始めました。
なんと余ったお寿司のネタを4等分に分けて、パックに詰めています。そして、一人一パックずつ渡されました。
Bさん「他の人(鮮魚部門の人)の分は申し訳ないけど無いので、こっそり持って帰って」
私は [良いのかな〜?] と思いましたが、Cさんは「ありがとう」と言ってご満悦です。
[そう言うものなのかな?Cさんがネタの管理を任されているのかも…] と思って、私も貰って帰りました
続きます…