シこんにちわ〜
ちくわぶです。
約4,5ヶ月に渡る院試闘争を勝ち抜くことができ、現在暇を持て余している。
卒論研究は1ビットも手をつけていない。
ということで少しタイトルからは逸れるが院試勉強中(特に8月)にヘビロテしていたアルバムについて書き残す。
①Fishmans 『空中キャンプ』
あまりにも独特すぎて適当な先駆者も後継者も見当たらない稀有なバンドだったと思う。
『Neo Yankees' Holiday』(これも勉強中結構聴いた)からオリジナリティに磨きがかかっているが今作で完成されたという感じである。
よく邦楽の名盤でもかなり上位にランクインしているが音楽性はかなりイッテるので好き嫌いは別れると思う。
何より今は亡きボーカル、佐藤伸治の歌声はクスリキメてないとあんな声でない。清志郎の系譜なんだとは思うが。
アルバムの中身は大体リフの繰り返しであるがそのリフの作り込み、その響かせ方、それに乗る歌声が絶妙にいい。完全にトリップさせられるのである。
好きな曲はbaby blue, ナイトクルージング, すばらしくてNICE CHOICE
こんどは夜のドライブのお供として聴きたい、勉強なんぞの為なんかではなく。
②Sixpence None the Richer 『Sixpence None the Richer』
8月は地元に帰って勉強していたのだが、実家から図書館へ向かうときにラジオで彼らの曲がかかっていた。
すごく心地いい曲だったのですぐにshazamを開いてすぐに検索してすぐに収録アルバムであるこれを図書館に着いてすぐに聴いてすぐにハマった。
多分心地よく聴こえたのは女性ボーカルの声っていうのとシンプルなギターの弾き方にあると思う。
好きな曲はkiss meとI can't catch you
こんないいバンドが居たなんて…と誰も知らない裏道を発見した気分になったもんだがヨウツベで調べたら再生回数結構あって自分が浅かっただけだった。
ラジオでかかっていなければ出会わなかったバンド。
③The Smiths 『The Smiths』
このアルバムは1stアルバム。ファンの間、というか本人たちの間でもいいアルバムでは無かったらしい。プロデューサーがダメだったとか録音環境がダメだったとか…確かにApple Musicにもこのアルバムだけが必聴アルバムに入ってない。
ただいい曲は沢山あると思う。毎曲ジョニーマーのソングライティングセンスに脱帽する。コードギターがないのになんであんなに完成されるの??
still ill, reel around the fountain, you've got everything nowなど本当に好きな曲はキリがないがやっぱりthis charming manが最高すぎる。
イントロだけでシコれる。
このギターをモノにしたくて何回も練習しているけどなかなか完成に近づけない。
歌詞は難解(状況が掴めない)だがモリッシーの歌声ののせ方もサイコウ
④はっぴぃえんど 『風街ろまん』
紹介したことあるっけ?覚えてないので紹介しておく。
夏に爽やかな気分で曲を聴くには…となってこの曲になった。別に夏がテーマの円盤でもないのに。
言うまでもなく日本語ロックの原点にして頂点でありましてメンバー全員が後続の邦ロックのみならず歌謡曲、アイドル曲、ギター、ゲームミュージック…と色々な分野に影響を与えたバケモノバンドである。(当時はそこまで評価はされていなかったけど)
ゴリゴリのロックというよりはフォーク寄りである。やかましくは無い。
多分毎朝聴いていた、それで夏を感じることにしたかったので。
「風をあつめて」を筆頭に日本語でこれ程に情緒、情景を描くことができるのかと言うナンバーが沢山ある中で1番好きな曲が「夏なんです」。
セブンスコードの進行、松本隆が書く田舎の風景、細野晴臣の気怠い声。全ての要素がジリジリジメジメとした夏を想起させてくれる。
⑤米津玄師 『STRAY SHEEP』
8月に米津玄師が遂にストリーミング配信を解禁
有難い。前にTSUTAYAで借りたCDをWALKMANに落として居たのだが旅行しているときに間違えてWALKMANをゴミ箱に捨ててしまった(ガチADHD)ので困っていたのだ。
米津玄師の最新アルバムである。ファンでもないし全く詳しくないけど曲が好きなので一応一通り聴いた。
ニワカやしあんまり語ると出しゃばるなとファンに怒られそうだが、毎回丁度いい塩梅のアルバムだして凄いと思う(小並)
lemonのようにミーハーを惹き付ける圧倒的JPOPソングもあるし、flamingoのようにひねくれた曲もあるし、いいと思う(KONAMI)
好きな曲はパプリカとteenage riot、これってソニック・ユースから取ってるのかな?
この記事を書くのに3ヶ月弱かかった。
もはや編集していて懐かしい。