こんにちは。


 今週の取引は、約150pipsのプラスでした。

 これが15回程度のトレードなら、上出来なのですが、随分と回数が多くなってしまいました。


 今週は、米雇用統計を始めとして、各国の政策金利、アジア時間でも豪の重要指標など、値動きを荒くする要素が多くありました。


 問題は、その指標にターゲットを合わせてトレードをしてしまったことです。


 もちろん、事前に環境認識をし、指標の結果は一つの要素に過ぎないのですが、指標の結果を見届ける、ということは、すなわち、その前後はチャートにべったりの状態だということです。


 これの何が良くないのか。あなたは、お分かりでしょうか。


 チャートを見る時間が長い、特に指標の結果をチェックするという目的の場合、「ポジションを持った状態で値動きを見る」ことになります。


 ポジションを持った時点でリスクが発生しますので、当然値動きを見ていると、多かれ少なかれ感情が動かされます。損切りを事前に設定していても、損切りにかかる瞬間を見ることも出てきます。それは結果的に、自分のトレードのネガティブな面を直接見ることと言えます。このインパクトは小さくありません。


 さらに、結果が思い通りになればまだしも、チャートを見る時間が長く、感情が動いているということは、体力、気力、時間の消費が大きくなることを意味します。


 相場の世界では、これらの消費を抑えることが、長くトレードを続ける重要な要素だと思っています。


 よって、今週のトレードは、私の中では、大きな反省をすべきものと言えます。


 もちろん収穫もありました。(行動の結果から良い面を見ようとすることは大切ですよね)


 まずは、「商品先物」「世界の株価指数」のチャートを見るようになりました。これにより、他のトレーダーがどんな要素を受けてトレードをしていくのか、その心理面を刺激する部分について理解を深めることができました。


 また、「売り」が得意なトレードの一つであった私が、ユーロにしろポンドにしろ、不安定とされる欧州通貨で、売りでも買いでも利益を出せたことも良かったことです。


 さらに、EUR/GBPのチャートにも目を向けるようになり、トレードの新たなルール作りへの意欲が湧いてきたこともプラス面です。


 と、行動の結果は常に貴重なものであり、次のトレードへと生かしていこうと思います。


 それでは、今回も長文お読みいただき、ありがとうございました。