こんにちは!竹輪てんです!昨日は珍しくお出かけをしてきました!

ずっと社会勉強として裁判傍聴をしてみたいなあと思っていたのですが、裁判があるのは平日なため、今までの平日フルタイム仕事だとなかなか行けず・・・

フリーになった今、なんでもできるぞ!ということで、ずっとしたかった裁判傍聴をするべく、霞が関の東京地方裁判所に行きました!

こういうブログの場合、裁判所の写真を張り付けるのが基本だと思うんですが、撮影をすっかり忘れていたので写真は皆無です(笑)

ただただ体験談だけつらつらと綴りますね!長くなります!

 

 

事前に調べたところ、ホームページに刑事事件の裁判の傍聴券が配られると記載があったので、せっかくなら傍聴券貰って観ようと思い、10時25分までの配布時間に間に合うように行きました。

家から霞が関まで1時間ちょっとかかるので、念のため8時半過ぎには家を出て電車で行きましたが、電車逃すなどして到着したのは9時少し前・・・

方向音痴の自分的には絶対現地で迷うことを想定していたので1時間前には着きたかったのですが、思ったより遅くなってしまいアセアセ・・

 

記載されていた最寄りの出口から出て、裁判所っぽいところに行けたので荷物確認され中に入りました。

 

しかし建物内に入るも、ここからどこに行けばいいかわからず、案内の方に交付所の場所を聞くと・・「ここは家庭裁判所なのであっちですねー」と言われまさかの建物違い!

まあこれは全然想定内だし、まだ時間はあるからと落ち込みつつも教えてもらった場所に向かいました。(事務の方とても親切でした!

 

 

向かいに立っていた地方裁判所についたものの肝心の指定交付場所がわからず・・・・

また建物内や、外に立っていた警備の方に聞くと、「あ、この辺で待っていてもらえば大丈夫です」と何もない建物入口の端っこ当たりを指定され笑

 

もう並んでる列があると思っていたのですが(テレビでよく見るあれ)私が一番だったみたいです。

そのあとから同じように警備の方に交付所の場所を聞きに来る方がちらほら来られ、すぐに私の後ろに列ができました(テレビで見るあれ!

そして番号の書かれた紙をいただき、25分締め切りなのでしばらく立って待っていました。

ぞくぞくと傍聴券をもらいに来る方々がいらっしゃり、明らかにこの裁判傍聴を目当てに来られてる方や、通りがかりとかついでだから~みたいなノリで来てるような方もいました(笑

 

年齢層は本当に幅広くて、意外と若い方も多め?

大学生らしき人たちが一番多かったかな。すごい綺麗なお友達同士できてる女の子2人組もいて、パーティーの二次会?くらいきっちりとした恰好されていたり、かと思えばパチンコに朝から並んでそうなおじさんみたいな人もいて、これは何の列だっけ?と自分でも見失う瞬間がありました。

交付時間ぎりぎりで走ってきた人が居て、丁度終わりの時間だったけど、一人くらいおまけで入れてくれるのかな?と思って見ていたら、「もう時間なので」と事務的に閉め切っていました・・!時間に厳しい裁判所・・・。

 

今回の傍聴券の数は36席だったかな・・?パソコンで抽選するらしく、思ったより人が居たので落ちるのかなあと思いドキドキ・・・しばらくすると手描きのホワイトボードがガラガラと目の前に運ばれてきて、掲示され自分の番号があるかチェック。(受験みたいで怖い・・

 

私の番号はありました!というかぱっと見、全部の番号が順番に記載されてて、どこがないんだ?と思ったのですが、外れたのであろう方1人だけ交付券を返して帰っていきました。

ほぼ全員の方が残って、改めて傍聴券を番号札と引き換えて、列になって裁判所に入りました。

入ると空港の手荷物検査みたいな感じで、荷物をかごに入れて、機械の中をくぐっていきます。

自分も金属探知機?の機械の中をくぐり、中に入りました。

何もないと思っていても怖いあれ・・・

 

中はちょっと古めの学校みたいなイメージでした!

そしてエレベーターで上の階に行くのですが、エレベーターがありすぎて迷う!(笑)

ボタンがなくて行けない階とかもあるから間違って乗ってしまい、あれれーとなったこともしばしば・・・

そしてついに法廷室の前の廊下でまた列になって並びました。

普通の裁判では大丈夫みたいなのですが、刑事事件だからか法廷内に持ち込めるものが限られているようで、ここで荷物を預かられます。

スマホはNG、水分も中では飲めないので預けて、私は持ってきたノートとペン、お財布だけもって通りました。

奥に行くと再度金属探知機の機械(輪っかの虫眼鏡みたいなやつ)を持った警備の方がいて、全身くまなくチェックされます。

なんか物々しい雰囲気でドキドキ・・

部屋の前で列になり待機。すると弁護士さんらしき方が後ろの扉から入っていきました。

廊下のところには今回の事件の罪状や、裁判官、被告人の名前などが掲示されています。

ご飯食べてないからお腹ならないといいなあとか、学生のテスト前くらいのんきなことを考えていると、ドアが開き前の人から傍聴人席に入っていきました。

 

初めて入る法廷内・・!思ったより小さかったです!!

傍聴人席も隣との間隔が狭いのですみませんと思いながら手前の席に着席。

刑事事件ということもあり、警備員さんの数がすごかったです。

私のすぐ後ろにも長身の警備員の方が立っていて、威圧感を感じながらドキドキしていました。

そしてすぐに被告人が刑務官二人の方に挟まれて入廷してきたのですが、その瞬間空気が変わるというか・・

今回は殺人事件だったので、先入観もあるのかもしれないですが、この人が事件を起こしたのかと思う気持ちで見入ってしまいました。

そして裁判長が入ってきて、話始めました。

すらすらと淡々に話すので、一つのワードとか捉われているとすぐに置いていかれて私にはちょっと難しかったです!

この裁判が何回目なのか知らずに来たのですが、どうやら判決を言い渡す日?だったらしく判決を下した理由?みたいなことを淡々と語っていました。私が素人過ぎてうまく表現できないのがもどかしい笑

 

すると傍聴していたおじさんが一人立ち上がり外に出ていこうとしたので「え?」と思っていると、ほかの方も多分同じことを思ったのか、おじさんを見ていました。

 

その直後、「では閉廷します」と言われ「傍聴人出てください」の案内。

「え?!!終わり?!」とびっくりしながら前の人に続き放心状態で扉からでて荷物を受け取り解散。

 

多分先に出たおじさんはわかっていたからなんでしょうけど、私含めほかの方もやる気満々で持ってきたメモ帳を白紙のまま閉じていたので多分同じことを思っただろうと思います・・。

そんなこんなで1時間かけて30分以上並んで得た傍聴券で傍聴した初めての裁判は4分ほどで終わりました!!(笑)

 

その後このまま帰るのも勿体ないなあ・・と、自由に傍聴できる他の事件を傍聴しました。

この事件は詐欺と窃盗。被告人は自分より若い男の人だったのが印象的で、本当にその辺にいそうな人なので手錠と腰縄を付けているのを見ると、いろいろな感情がありました。

そして前の被告人もそうだけどみんな細身の印象。

この裁判も弁護人と被告が会話する場面がすこし見られたものの、10分ほど?もなく終わりました。

当たり前だけどこんなに淡々と進むんだなあと思いました。

今回はこの二つの裁判を傍聴して帰路につきました。

 

初めての裁判、いろいろ考え深かったです。欲を言うともっといろんな裁判傍聴してみたいと思ったので、また行きたいと思います。よく連絡を取っている親友に傍聴に行ったことを伝えると「え。行きたい!」と返信がきて、なんとその子が休みの来週の平日に一緒にまた行くことに笑

めっちゃ短期間で裁判所行く人やん・・・

でも建物内も面白かったし、行く価値はありますね!

そんなこんなで初めての裁判傍聴をした日でした!長くなりました(笑)