母のこと、自分のことを時系列に描きました。
母は、8/7 夕方にくも膜下出血で倒れ 【お母さんへ(1)(2)】
5日間、脳死の状態で心臓が頑張り続けた後、天国へと旅立ちました。
【最後の…〈15話〉】 の続きです。
このシリーズの、最終話 となります。
母が倒れた5日後、8/12から
※曲に関する情報
※曲名をクリックすると、YouTubeのページに飛びます
『TRAIN-TRAIN』
作詞 真島昌利
作曲 真島昌利
唄 THE BLUE HEARTS
『情熱の薔薇』
作詞 甲本ヒロト
作曲 甲本ヒロト
唄 THE BLUE HEARTS
母の死をもって、完結といたします。
涙を流したことや、大好きだった曲を最後まで聞いたタイミングで心臓が止まったのは
今でも不思議です。
「脳の 言語機能をつかさどる部分の損傷が激しく、声を聞いたり、内容を理解したりすることは出来ていない」
と、お医者様からは伝えられていましたが
ちゃんと聞こえてたんじゃないかなぁ、と密かに思っています。
家族を看取るという経験は、実は初めてではありません。小学四年生のときに、祖父を胃がんで亡くしました。
最後、息を「ふぅー…」っと吐き出し亡くなったのが印象的でした。
神様というものがいるのかいないのか分からないけど、そういった存在に、
息をお返しするのだな、と子どもながらに思ったことを覚えています。
祖父のときは、「息を引き取る」という表現がぴったりでした。
しかし、母のときは全く違いました。
くも膜下出血の、脳の血管にあるこぶが破裂したショックにより、呼吸が自力でできなくなっていました。
「そこに確かにいるのだ」という気配や存在感が日に日に弱くなっていき―…
この世でない世界に少しずつ行っている感じ。
まさに「他界」でした。
【最後の…〈1話〉】から最終話まで、16回載せたこのシリーズは
これで完結となります。
長きに渡り、ありがとうございました。
描いていて、悲しい思いになることもありました。
一方、母が自分にしてくれたことや、掛けてくれた言葉を思い出し「たくさんの愛を注いでくれた人だったなぁ」と、改めて思うこともありました。
ブログはまだまだ続けます。描きたかったのに、描けていないことが山ほどあります。
更新頻度は未定ですが、
近況なども、四コマにして挙げていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。