お盆に東京にいるってのは、仕方がないけど
小さな頃からの風習を思い出すと、申し訳ない気がちょっとする。
田舎では、先祖の霊が自宅に帰ってくる期間なので
いつも山にいっては先祖をおぶって、仏壇の前で降ろしたりします。
家の前でかがり火をたいて、
「盆さん盆さん、この灯りでおいでおいで」
と呼び寄せ
お盆が終わる頃には、同じ手順で
「この灯りでお帰りお帰り」
と言って
ご先祖様を山におぶって連れてかえるのです。
歳をとってきて、
一瞬 ガラスに映る、自分の顔が
親父にそっくりに見えるときがあります。
メガネをかけた親父。
どんどん似てくるものですね。
似ても似つかないし 全然ちがう とか
親不孝まっしぐらな事を思ってた時期もあったけど
血は争えません。
つーか争う気もないし
この血で感謝してるけど
死んでから親父に話したい事がいっぱいでてきたりするんですよね。
謝りたいこともあるし
普通の話がしたい。
俺のことなんて言うのかとか
今の社会についてどうやって考えたりするのかとか
女の話とかすけべなはなしとか
抱きしめたくてももう体がないし
なにかを見ていてくれるのかと思ったりするけど
もちろん霊になってでできてくれるとかもない
ああ ちょっと感傷的になってきた、、
別にこんな事かきたいわけじゃないんですよ。
さっきいた虫が ずっとじっと動かないので
ああ もしかして親父が喋りたくって来たのかなぁって
ちょっと思った次第なのでした。
はは
Kubokan