そこで目をつけたのが、イタリアのクラッシック料理では使わない、昆布、鰹節、煮干しを使ってトマトと和風出汁を合わせるダブルスープ。それだけでは、あっさりしすぎて、麺に絡んでいかないので、粘土とコクを出すために、鳥ミンチと鶏肉を加え、イタリアンの時は、トマト系の料理と合わせたことのない、ネギをトッピングしました。（このネギとトマトの相性の良さはかなり新発見でした。もちろん、トマトと和風出汁の相性も最高）油はオリーブオイルではなく鰹節からとったカツオ油。正直な話、自分は限定を作る時こう言う商品の方が皆さん喜ぶかな？とかお客さんの事を考えて作るんですけど、トマトつけ麺は、お客さんの事を考えてなくて笑、自分が一番美味しいと、これ最高だと思うものを食べて欲しいだったんですよね。実際自分は賄いで、一番食べましたし。とまぁー自画自賛すいません。笑なので、これだけ気持ちが入ってる商品なので、又限定とかで出せたらなって約束はできないですけど、考えてます。その時はブログにて報告させて頂きます。
トマトつけ麺には、過去の限定より特別な思いがありまして。皆さんはイタリア料理やってた人間が、トマトを使ってつけ麺を作ったらどんな商品が出来ると思いますか？ニンニクやバジル、オリーブオイル、鷹の爪、オレガノ、チーズ、クルミ、松の実、アメリケーヌソースその他色々。なのでイタリアのクラッシック料理で使う食材全て禁じ手にしました。自分自身の考えなんですけど、そう言うの使っても、絶対美味しいと思うんですよ。だって、イタリア料理と言うずっと続いてきた土台があって、それを、ちょっと横から拝借してパスタを中華麺に変えましたみたいな。それでは、永久にトマトパスタ、例えばペンネアラビアータやアマトリチャーナ、プッタネスカ、等その他色々のトマト系には勝てないなと。せっかくの限定。そしてラーメン屋がやるトマト料理なのでそう言う、固定概念から離れて1から作ったのがトマトつけ麺なんですよね。