高校の修学旅行は思い出深い。
磐梯山 、五色沼、松島と、豊かな自然を胸に焼き付け 、朝まで語らい、三泊四日はあっという間だ。
最終日の朝、 時間に追われながら身支度をしていると 、
「あれ ~っ! ?ストップ! ストップ!」
と言う悲鳴が洗面所の隅で上がった。
皆が一 斉に振 り返ると、1人が流しを覗き込みながら慌てている。
「コンタクトがないの~! 水道止めて~ !」
その場の全員が水道を止め 、排水口をふさぎ、流しを覗き込んだ。
「流れてない ?」
「足元じゃない?」
廊下からも女子が集まり、騒ぎに気づいた先生も加わって、大捜索が始まった。
15分ほどして、
「あ~ !あった、あった~ !」
と、コンタクトを無くした本人が声を上げた。
そして照れながら続けて言った
「コンタクト 、私の右目の中にあったわ ♪」
一同、 唖然としながら顔を見合わせた。
「右目の中? 」
「2つとも右目に入ってた。ごめんね ♪」
そして一同、失った 15分 を取り 戻すべく、猛 スピードで身支度をしたのだった。
磐梯山 、五色沼、松島と、豊かな自然を胸に焼き付け 、朝まで語らい、三泊四日はあっという間だ。
最終日の朝、 時間に追われながら身支度をしていると 、
「あれ ~っ! ?ストップ! ストップ!」
と言う悲鳴が洗面所の隅で上がった。
皆が一 斉に振 り返ると、1人が流しを覗き込みながら慌てている。
「コンタクトがないの~! 水道止めて~ !」
その場の全員が水道を止め 、排水口をふさぎ、流しを覗き込んだ。
「流れてない ?」
「足元じゃない?」
廊下からも女子が集まり、騒ぎに気づいた先生も加わって、大捜索が始まった。
15分ほどして、
「あ~ !あった、あった~ !」
と、コンタクトを無くした本人が声を上げた。
そして照れながら続けて言った
「コンタクト 、私の右目の中にあったわ ♪」
一同、 唖然としながら顔を見合わせた。
「右目の中? 」
「2つとも右目に入ってた。ごめんね ♪」
そして一同、失った 15分 を取り 戻すべく、猛 スピードで身支度をしたのだった。
・・・探し物は、目の真ん前・・・