福岡県の南西部に位置する大木町。
町全体が平野で、町中を掘割が縦横無尽に走っています。
なんと町の面積の約14%を占めるそうです。
そして、全部の掘割をつなげると、福岡から鹿児島までの距離になるそうです。
その掘割は、湿地を農地に変えるために作られたものですが、
その後は農業用水、生活用水を供給するという大切な役割を持っており、
人々の生活に密接にかかわっていました。
今回はその掘割の役割とそこに住む生き物について学びます。
まず本題に入る前に、今回参加してくれた子ども同士仲良くなるために、
レクリエーションをします。
レクリエーション協会の指導員の方が、いろいろなゲームをしてくださいました。
さて、掘割には、「ひし」という植物が生えており、その実は食べることができます。
ハンギリという大きなたらいに乗ってひしの実を採ります。
今日は、そのハンギリに乗ってひしの実採りに挑戦します。
昭和の時代まで、ひしは掘割のあちらこちらにはえていました。
しかし、自生しているひしはどんどん姿を消し、
町内でも1ヵ所だけになったそうです。
姿を消した原因ははっきりしていませんが、
外来生物が繁殖したことが原因ではないかと言われています。
今まで掘割にはいなかった生物が人間の手で持ち込まれ、
その外来生物が固有の生態系を破壊しているのです![]()
まずはハンギリに乗る練習をします。
バランスを崩して落ちないようにしてこいでいきます。
ハンギリの乗り方を習得したら、いよいよ本番です。
1週間前にテレビの全国放送で紹介されて、
各地からひしの取り寄せ注文があった影響で、
今年はあまりひしが残っていません。
だから、なかなか見つかりません。
ひしの実は葉っぱの下の茎のところになっています。
だから葉っぱを裏返して探さないといけません。
ひしの実を取ったら、葉っぱはちゃんと元通りに戻さないといけませんが、
コーイチ君はほったらかしにするので、注意されています![]()
これがひしの実です。
デビルマンみたいな形をしていますね
ひしの実をゆがいて食べるために、
泥をよーく落とさないといけません。
ハンギリの中で水洗いします。
コーイチ君、ひしの葉を裏返しのままほったらかしにした
ペナルティです。ちゃんと泥を落としてくださいよ。
この後、アクアスの温泉で汚れを落とし、
みんなでカレーを作って食べました。
そしてナイトプログラムとして、きもだめしをしました
あまりの怖さに泣き出す男の子もいました。
大木町はきのこ
とアスパラガス
の産地としても有名です。
そこで、翌日は農事組合法人豊地の郷さんのもとを訪れ、
ブナシメジを収穫することになりました。
工場の冷蔵庫ような施設の中でブナシメジが栽培されていました。
ブナシメジはプラスチックの牛乳瓶のような器の中で栽培されており、
その器が青い光の下で無数に並んでいます。
その様は、SF映画のワンシーンのようです。
大きく育ったブナシメジを、器から取り出します。
エアブラシのような機械で吸い出して収穫するのです。
器から取り出したら、ビニールの袋に入れて出荷されます。
今日は、たくさんのブナシメジをお土産にいただきました。
これから、きのこは安心安全な大木町産を買ってね。
時間があまったのですが、外はあいにくの雨。
そこで、おおき循環センターくるるんを見学しに行きました。
大木町は町ぐるみで、エコロジーに取り組んでいます。
ゴミ・ゼロエミッションを目指して、
町で出たゴミは可能な限りリサイクルします。
この施設では、生ゴミや廃油をバイオエネルギーに変えます。
これがそのプラントの一つです。
2日間で学んだことをまとめます。
ふせんに感想などを書き、写真とともに模造紙に貼ります。
また、大木町に遊びに来てね。














