ことの発端は、2023年1月の電気代の高さでした。
詳しくは以下の記事にまとめてありますので参考にしていただければと思います。
この月の電気代はなんと6万円越え😢
今までは高くても3万円台だったのになぜ?というところから今回の話しは始まりました。
色々と調べてみると燃料費調整額が、2023年1月だけ突出していたのです。
ということで、今回は以下の内容について書こうと思います。
- 燃料費調整額って何?
- どうやって計算するの?
- 我が家が契約している中部電力の燃料調整額の推移はどうなってるの?
燃料費調整額って何?
燃料費調整額はどうやって計算するの?
燃料費調整額は以下の計算式で算出できます。
燃料費調整額=燃料調整単価税込×使用電力
例えば、思い出したくもないですが、2023年1月の燃料費調整額は、
燃料調整単価税込12.3円/kWhで、我が家の使用電力が1781kWhでしたので
12.3円/kWh×1781kWh=21906円でした。
燃料費調整額が21906円だなんて、高すぎますよね。
ここに以下の金額も加算されるので、2023年1月のトータルの電気代が
6万円超えになったというわけです(トホホ)
- 基本料金
- 電力量料金
- 再エネ発電促進賦課金
中部電力の燃料調整単価の推移はどうなってるの?
さて、ここからは参考までに我が家が契約している中部電力の燃料調整単価の推移はどうなっているのか?
を、2023年1月から2024年4月までの間で推移を見てみましょう。
以下は一般的な家庭の場合の燃料調整単価(円/kWh)で、
厳密に言うと、低圧かつ基本契約要綱を適用している場合の燃料調整単価(円/kWh)になります。
2023年1月⇒12.3
2023年2月⇒5.51
2023年3月⇒4.28
2023年4月⇒2.93
2023年5月⇒1.95
2023年6月⇒0.62
023年7月⇒-0.94
2023年8月⇒-2.57
2023年9月⇒-3.74
2023年10月⇒-0.73
2023年11月⇒-0.96
2023年12月⇒-1.1
2024年1月⇒-1.01
2024年2月⇒-0.82
2024年3月⇒-0.31
2024年4月⇒-0.1
上記を見ると、いかに2023年1月の燃料調整単価が12.3円と高かったのが分かりますよね。
ちなみに燃料調整単価の推移をグラフにすると以下です。
中には燃料調整単価がマイナスになっている月もあるので、そういう月は、
燃料費調整額もマイナスになるので、電気代から引かれます。
燃料費調整額不要論?それは脱化石燃料か?
それでは電気代から燃料費調整額をなくすためにはどうしたら良いでしょうか?
それは燃料である石炭、天然ガス、原油といった化石燃料から脱却することでしょうか?
おそらくそれも一つの解なのだと思います。
他にも以下のような解もあるでしょう。
- 自国で燃料を賄えるようにする
- 再生エネルギーを活用
- 水素など多様な燃料の活用
- 核融合